夜月光介さんに聞く 『ポケモンと小説の両面を見て』

ポケモンとの出会い

インタビュア
今回の小説最前線! では、ポケモン小説に熱い情熱をお持ちの夜月光介さんにインタビューをしてみたいと思います。夜月さん、よろしくお願いします。
夜月光介さん
よろしくお願い致します。
インタビュア
さて、早速ですが、夜月さんとポケモン小説との出会いを教えていただけませんか?
夜月光介さん
ポケモン小説とは、『ポケモン熱狂的ファンはココが違う!』と言う大手サイトで出会いました。高校生の頃、既にブロットが決まっている作品があったので、投稿したのが最初の出会いであったと思います。
インタビュア
なるほど。となると、ゲームやアニメもかなり初期のほうから遊ばれていたりしたんですかね?
夜月光介さん
中学生の頃『青』を購入したのがゲームとの出会いでした。その後銀、サファイア、エメラルド、ファイアレッド等を経ています。ゲームが私にとってのバイブルであり、小説を書く原動力になってくれましたね。

私のポリシー

インタビュア
夜月さんはポケモン小説を書かれる上で、ポリシーを持って書かれていると聞きましたが。
夜月光介さん
ポリシーと言うか、ポケモン小説にとって邪道と言われている書き方をしているとは思います。ポケモンは喋らないと言う既存の概念を取り払ってみたり、子供には読ませられない部分があったり・・・全て自分の小説のスタンスなんでしょうね。ポケモンに対する熱意は変わりませんが。
インタビュア
すると、読んでほしい年齢層、というのはかなり高め、ということになるんですか?
夜月光介さん
『子供だった頃ポケモンが大好きだった大人』に読んでもらいたい小説になっていると思います。子供の頃は深く考えなかったポケモンと言う世界の残酷性、それであっても熱い、何時までも変わらない感覚を書いているんでしょうね。バトルは大人も子供も楽しめる一種の娯楽でしょうから。
インタビュア
その人たちに読んでほしい小説が、ポケットモンスターホワイト(*1)であると。 (*1 ポケットモンスターホワイト)
夜月光介さん
自分なりにサーガみたいなものを意識していたのかもしれません。王道を貫きながら、そのドラマの中で1つのテーマを考えさせる。そんな小説になっていると思いますよ。2部構成になっていて、ホワイトは『ポケモンの洗脳』をテーマに、ブラックは『キメラ』をテーマにしています。
インタビュア
「物事を考えさせる」。そんなポケモン小説は少ないように私個人は思っていましたが、案外近くにそういった小説もあるものですね(笑)。
夜月光介さん
やっぱり、読者と著者の間での相互理解が必要だと思うんですよ。勿論個人的な見解が入るからこそ感想が様々となるんでしょうが、私自身が『これをこの物語で考えてもらいたい』と思う事は大切な事だろうと思ってますね。テーマだけで満足せず、自分なりの目論見を持って小説を書くべきだと思います。
インタビュア
相互理解。一方通行ではない思いというのは確かに大切ですしね。書くだけでは満足しない、そこにテーマと云う名の命を吹き込むことが大切なんですね。読んで「良かった」と思わせる小説を書くのは簡単かもしれませんが、読んで考えてもらう小説を書くのは大変難しいことですよね。

ポケモン小説とは

インタビュア
夜月さんが思う、ポケモン小説とはどんなものですか?
夜月光介さん
ポケモン小説と言っても多種多様ではあると思いますが、小説として成立しているものであればポケモン小説と言って差し支え無いと個人的には思っています。私もあまり言えたものでは無いのですが、台本形式になっているもの、会話だけで場面を理解させようとするものは台本であって小説ではありませんよね。
インタビュア
会話だけではない、微妙な状況描写に小説としての味がでるのですね。夜月さんの小説も、会話、描写にメリハリがあって読みやすいですね。
夜月光介さん
台詞・状況描写・心理描写のバランスが揃って初めてポケモン小説は『小説』として完成すると思います。ただ他のポケモン小説サイトの管理人に『心理描写が乏しい』と言われたので、私もまだまだ未熟でしょう。ただ、もっと他の小説と呼べないものを書いている人達にはもっと本を読んでもらいたいですね。
インタビュア
Signさんも仰っていましたが、やはり人の作品、本を読むことは大切なのですね。
夜月光介さん
特に文章力のある作家さんの本を読むと表現の豊富さが出てくると思います。『バトル・ロワイヤル』や『ハリー・ポッター』の様に、一切の絵を入れずに最後まで読み切らせ、社会現象となった作品は是非色々な方々に読んでもらいたいですね。本の虫になって初めて、表現する側の気持ちを汲み取れると思いますから。
インタビュア
さて、最後になりますが、ポケモン小説を書いてみたい!と思っている方へ一言お願いします。
夜月光介さん
まずポケモンと小説、どちらも飽きるまで楽しんでください。その後テーマと大まかな流れを考えて、細かい所でアドリブを入れながら書いていくと、意外と執筆が楽しくなると思います。キャラクターの独り歩きも発生する為、自分でも思わぬ流れが誕生する・・・そういう事態も面白いと思って書いてみると良いでしょう。
インタビュア
夜月光介さん、今日は本当にありがとうございました。

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