ポケモンタワー 〜それぞれの思い〜(5)

第二章 - 真琴―ブーバー 第二話 - 七宝渓谷

最近新しく発見された大陸、ナナシマ。

俺とブーバーはこの未開の地で未だ見ぬ発見をしようと足を踏み入れた。

「何があるんだろうな」

高く、大きく広がる大空を瞳に映し、俺は言った。

ブーバーもそれに応えるように元気な声でブゴォ、と一鳴きしたっけ。

ナナシマの中の一つ、4の島を制覇した次に、7の島へ上陸した日の夜。

南へ進んだ所に在る、谷。通称七宝渓谷―――。

特訓に来たトレーナー達の囁きも徐々に消えつつある時。

「よしっ!次は更に奥に在る遺跡へ迎えッ!」

大きな声がした。黒服の1人が走り出した現場を見かけた俺とブーバーは、

後を追った。

それが、その事が俺達の未来を変えてしまった。

―――例え俺等の時間が刹那であっても―――――。

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