「マグマ団とアクア団って言う組織はな、現在とある二体のポケモンを巡って戦いを続けているんだ」
「その…ポケモンって何?」
陸也が首を傾げて海斗に質問する。
「そいつの名前はグラードンとカイオーガ。遥か昔のポケモンの大戦争で陸軍と海軍が戦ったんだが…両軍。陸をグラードン、海をカイオーガが率いて両方の軍団が激突したんだ。そして、戦いが終わると二体は封印されたって言う」
「いわゆる、昔のポケモンって言うことだね」
陸也が海斗の丁寧な質問を要点だけを搾り取り単純明快に答えた。
「まあな…んで。そのポケモンはグラードンが一ヶ月もの豪雨を鎮め。カイオーガが一ヶ月の日照りを鎮めたって言われてる」
「ってことは…雨乞いとかしたのかな…」
海斗が呆れ顔をしながら答える。
「いや…まあ良い。んで、このポケモンを二つの軍団が手に入れようとしているんだ。マグマ団はグラードンでカイオーガはアクア団がね」
陸也が海斗に質問をした。
「じゃあさ、そのマグマ団とアクア団ってどういうようなことやってるの。あと、二体のポケモンを手に入れようとしている理由とか」
海斗が脳内で自問自答をしているような表情をしながら多々頷き、やっと口を開いた。
「まずどんなことをしているかだな。フレンドリイショップの襲撃とかトレーナーを襲ったり。あと、マグマ団に一つ大きな会社が襲われたって噂だな。
後はポケモンの大量捕獲とかもしているらしいな」
陸也が無言になり、多少考え又言った。
「じゃあ、何であの二体のポケモンを狙っているかも教えてよ」
「分かってるよ。マグマ団が付け狙うグラードンは豪雨を鎮圧しただろ?その力を利用して海を全て陸にしようとしているんだ。
理由は良く分からないけどね。んで、アクア団はカイオーガの能力を利用してこの世を海にしようとしている。
いや、こっちの方が訳分からないけどね」
「なるほど、マグマ団がこの世を昔の世界みたいにしようとして、アクア団がこの世を水の都ベニスにしようとしているんだね
……でも、どっちも暮らしにくくない?海だけになるとさ、野菜とか食べれないし、陸だけでも、塩ないしね」
海斗が又も顔が苦虫を噛み潰したような顔になった。
「いや…別に解釈方法に文句は言わないけど…何?それ。ついでにいうと、生活できるために少しぐらい残すだろ」
しかし、海斗は気にせず又言った。