「あれ?あの特攻隊は帰っちゃったの?でもさぁ、銃刀法違反でいつ捕まるか分かったものじゃない」
陸也が冗談とも思えないようなセリフを言う。
「まぁ、"あいつら"はしつこいから又来るだろうけど…。場所がばれたんじゃ困るな」
アオギリが自分のジーパンのポケットから手袋を取り出しつつ呟いた。
すると、又オダマキ博士が
「でしたら……貴方がアクア団の首領なのでしたら私よりも遥かに二つの集団の戦いと言う物が分かるでしょう?」
アオギリは四人の方を向き、頷いた。
そして、先程とは違う雰囲気で口を開いた。
「僕は…いや、僕達アクア団は……マグマ団が出て来て、そのマグマ団を止めるための組織です。もとはポケモントレーナーの集団で、皆がマグマ団を止めるために集まった善良な集団です。
……自分で言ったって善良かどうかなんて信じないと思いますがね。んで、トレーナーの集団のなかの投票で僕が盟主に成るという事になったんです」
海斗は椅子に座りながら前を向いている、ユウキも背もたれに体を委ねながらも前を向いている。陸也は案の定半分寝ていた。
多少話を止め、再度アオギリが話し始めた。
「僕達アクア団は、マグマを止める。と言う意味での名前なんですよ。止めると言ったって止められるか分かりませんけどね。んで、僕達が悪者扱いされる理由は…
マグマ団の犯罪を止めるために踏み込んで、こっちもただの悪人に……」
すると、ユウキが
「何と言うか……何?自業自得?よく分からないけど」
すると、アオギリが
「まぁ、闇に勝つためには闇に成り切らないといけないからね。でも、犯罪だけはしたことは無いよ。弁護もしたことは無いけどね。マグマ団を倒してからじっくりと弁護したいと思うよ、ポケモントレーナーとしてね」
すると、オダマキ博士が
「こんなことを聞くのもなんですが……今の貴方達にマグマ団を止める自信は有りますか?
兵器の動員までされているけど」
と、一番大事なことを質問した。