「こうなったら……奴らを止めてきます」
アオギリが本棚の陰から飛び出す、弾丸は人間を燻し出すためか高めに浮いている。
窓のところからは弾丸が絶え間なく放たれているが、弾丸は窓の無い硬い壁は貫けないらしく、硬い壁のところまで気付かれないように行った。
窓からは射手が見える。長いマシンガンのようなものでこちらを狙っていた。
弾丸が止まった瞬間窓ガラスのところから飛び出した。
「射撃は止めてくれよ」
アオギリが一人の射手に呟いた。
アオギリを狙い、弾丸を叩き込んで撃とうとしたが、その銃をアオギリの刀に叩っ斬られた。
陸也の方は、
「うっわー。刀対機関銃だ。大丈夫かな、アオギリさん」
緊張感も無いような声で外を覗きながら呟いている。
オダマキ博士は、助手に命じて、アイスノンを持ってこさせて、
額に乗せている。
アオギリが機関銃の弾丸が飛ぶほうの反対側にステップで避けた。
弾丸を刀で少し弾き、また横の草むらへ逃げた。
「ちっ…逃げてないで出てきやがれ」
銃を持った人間がアオギリに叫ぶ。
アオギリは銃を持った人間が向いている方の右斜めから飛び出し、先程のように機関銃を切り裂いた。
機関銃の先を見て驚愕し、腰が砕けた、そこにアオギリが追い討ちで。
「今から帰るのならば危害は加えない。だが、まだ抵抗を続けるのならば先程の機関銃のようになるぞ」
低く、冷たい威圧の声に畏怖して追って来た一団は今来た道を帰っていった。