跳梁跋扈(14)

第二章 - ポケモン研究所 第十一話 - オダマキ博士

「ありがとうございます、お二人さん。じゃあ父のところへ行きましょうか」

ユウキの先導で巨大な建物へと入っていった。

「父さん、ただいま」

ユウキが研究所のドアを開けていきなり口を開く。

すると、奥でゴソゴソと何かを探していた人間がこちらの方を向く。

「おお、ユウキ、帰ってきたか。それと、後ろの二人は?」

白い上着にジーパンを履いている。

なかなか活動的といった感じの服装である。

白い上着も所々に草の青い色や土の色が着いている。

ジーパンも同じである。

「今さっき103番道路で会いました。二人ともキンセツの方から来たらしいです」

「ああ、君達は陸也君と海斗君か。また二人で何処かへ行く気かい?」

オダマキ博士が二人に質問をする。

すると、陸也が

「はい、今からマグマ団とアクア団のところへ…」

すると、海斗も

「マグマ団とアクア団を止めに行きます。んで、オダマキ博士にはマグマ団とアクア団について訊きたくて」

すると、オダマキ博士が二人に椅子を勧めた。

二人は礼をして椅子に座った。

「まぁマグマ団とアクア団について話そう。彼らは犯罪を行っている組織、っていう噂があるのは…知って居るね?」

オダマキ博士が質問をする、海斗が軽く頷く。

「まぁ犯罪って言ったってマグマ団の報告しかないわけだ。んで、マグマ団が居るところにアクア団が居る。その定義からアクア団とマグマ団がセットになったんだ。いや、悪の組織としてね」

「んで、マグマ団の首領はマツブサ。ポケモンの腕もなかなかのようだが、味方が多いためにホウエンの自治体も手を出せない集団だ。対してアクア団は首領アオギリと数名の幹部、あとは数百人の兵士での少数精鋭の部隊だ」

オダマキ博士が少し文を切る、そして再度喋り始める

「んで、数の上ではマグマ団の方が有利だ。兵士が千人ほど居るからね。アクア団は三分の一ほど、戦ってどうなるかは分からない。でも、グラードンとカイオーガのどちらかが復活してしまったらこの世のバランスが取れなくなり大変なことになる」

オダマキ博士が喋るべきことを全て言い終わったような顔で息をつく。

そして、海斗が話そうとした瞬間。

ぴんぽーん。

と、気の抜ける電子音が建物中に鳴り響いた。

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