ユウキと言う少年が二人の目的をピタリと言い当てた。
「俺たちの目的はオダマキ博士に会いにくるって言うこと、んでオダマキ博士に会いたいんですけど」
海斗がユウキに自分達の目的を告げた。すると、
「では、今から父親の所まで行きましょう。もう捕まえる物も捕まえましたし」
ユウキが近くのボックスを肩に掛けた。よっ。と短く言い立ち上がった。
「じゃあ、行きましょうね」
肩に掛けたボックスを自分の自転車の前籠に入れた。
「んじゃあ、僕達も自転車で行こうか」
陸也が海斗にそう伝え、海斗も自転車を出した。
「ボクはいくらボックスにモンスターボールをたくさん容れてるって言ったって結構自転車には自信が有りますよ」
ユウキがそう言ったが、聞いていたのは海斗だけで、陸也はとっくに行っていた。
「ッて……何ですか?あの人……」
ユウキが目を丸くして、怪訝そうに海斗に訊ねた。
「ああ……"あれ"ね。君がいくら……少なくてもトライアスリートくらい速くても勝つのは無理だと思うよ、
前なんて急な坂道をスピードを全く緩めず突っ込んで無傷だったし」
「いわゆる……命知らず。なんですね」
「その後ろに馬鹿がつく。命知らずと戦争好きな馬鹿。まぁ、俺達も早く行かないと大変だよ」
海斗の正当な意見にユウキも納得し、
「そうですね、じゃあ行きましょう」
と言った。
その頃、陸也の方は
「ひゅー、風が気持ちいいね。あれ?あの二人は?」
陸也が二人のことに気付き、自分の自転車を止めた。
しかし、それも多少して考えるのを止めた。自分の目に銀色のフレームのゴーグルを着けた。
そして、又出発した。
「全く、陸也は何処へ行ったんだか…」
海斗が呟く、ユウキも頷いた。
二人もコトキタウンに着いた。二人はそこでちょっと休み、また出て行った。
そして五分ぐらいするとミシロタウンに到着した。
ミシロタウンの入り口には陸也が立っていた。
その陸也に対してユウキが呟く
「速いですね……いや、何と言うか…」
「まぁ、そっちは良いとして。俺達二人の自己紹介をしよう」
海斗がこれ以上陸也のへの疑問を広げさせないようにした。
「そうだね。ンじゃあボクから、ボクは如月陸也、これでも一トレーナーなんだよ。大好きなのは自転車」
陸也がユウキに言う。
次は海斗が
「俺は星野海斗、取敢えず今紹介するようなことは無いかな」
ということで、メモ帳から写す恐ろしさを知ったような一日。