「ここには腕を磨きに来たんだ。だったら、ちょっとぐらい・・・」
ルダは笑んだ。セラに加えて、ネイ、チャン、ディスを繰り出した。
相手は・・・7人だ。
「何をぶつぶついっている!ラッタ、必殺前歯!」
「ガラガラ、ホネこんぼう!」 「ゴルバット、吸血!」 「ベロリンガ、舌でなめる!」
まずは4人がしかけてきた。
ラッタ、ガラガラ、ゴルバット、ベロリンガがいっせいにルダに迫る。
ポケモンが直接自分を襲おうとしているのに、ルダは冷静だった。
「リフレクター!」
ルダが言う前に、ネイは動いていた。
光り輝く壁が、ロケット団のポケモンたちの前に現れる。
バシッ! 襲い掛かった44匹はいとも簡単にはじきとばされた。
「そんなレベルの低い攻撃じゃ・・・ネイのリフレクターはやぶれないぜ?」
ルダは余裕綽々の表情だった。
「な、ならば全員で一斉攻撃するぞ!ドガースいけっ!」
先ほどの4匹にドガース、コイル、ゴローン、ワンリキーが加わって、
一斉に先頭に立っているネイにむかった。
「遅いぜっ!」
・・・あっという間だった。
目の前には、こげた床や机。水浸しになった部屋団員。そして倒れたポケモン。
なぜこうなったのか、というと・・・ルダチームの連係プレーだったのだ。
まず、ネイがサイコキネシスで飛び掛ってくるポケモンたちを制止し、
そこへチャンの炎の渦とセラの銀色の風を同時に放った。
この合体技で7匹は戦闘不能になったのだが、団員たちが悪あがきのつもりかルダにつかみかかろうとしたとき、
ディスの波乗りが決まった。
団員たちは波にたたきつけられ、部屋は水浸しとなったのだ。
「ふっ。この程度か・・・あのラフレシア姫とは大違いだ。」
『ルダくん、お手並み拝見させてもらったわよ!』
部屋のどこらか、レイの声が聞こえた。