我らロケット団!(6)

「ここには腕を磨きに来たんだ。だったら、ちょっとぐらい・・・」

ルダは笑んだ。セラに加えて、ネイ、チャン、ディスを繰り出した。

相手は・・・7人だ。

「何をぶつぶついっている!ラッタ、必殺前歯!」

「ガラガラ、ホネこんぼう!」 「ゴルバット、吸血!」 「ベロリンガ、舌でなめる!」

まずは4人がしかけてきた。

ラッタ、ガラガラ、ゴルバット、ベロリンガがいっせいにルダに迫る。

ポケモンが直接自分を襲おうとしているのに、ルダは冷静だった。

「リフレクター!」

ルダが言う前に、ネイは動いていた。

光り輝く壁が、ロケット団のポケモンたちの前に現れる。

バシッ! 襲い掛かった44匹はいとも簡単にはじきとばされた。

「そんなレベルの低い攻撃じゃ・・・ネイのリフレクターはやぶれないぜ?」

ルダは余裕綽々の表情だった。

「な、ならば全員で一斉攻撃するぞ!ドガースいけっ!」

先ほどの4匹にドガース、コイル、ゴローン、ワンリキーが加わって、

一斉に先頭に立っているネイにむかった。

「遅いぜっ!」

・・・あっという間だった。

目の前には、こげた床や机。水浸しになった部屋団員。そして倒れたポケモン。

なぜこうなったのか、というと・・・ルダチームの連係プレーだったのだ。

まず、ネイがサイコキネシスで飛び掛ってくるポケモンたちを制止し、

そこへチャンの炎の渦とセラの銀色の風を同時に放った。

この合体技で7匹は戦闘不能になったのだが、団員たちが悪あがきのつもりかルダにつかみかかろうとしたとき、

ディスの波乗りが決まった。

団員たちは波にたたきつけられ、部屋は水浸しとなったのだ。

「ふっ。この程度か・・・あのラフレシア姫とは大違いだ。」

『ルダくん、お手並み拝見させてもらったわよ!』

部屋のどこらか、レイの声が聞こえた。

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