我らロケット団!(3)

レイは迷った。ここまでうまくいくなんて思わなかった。

自分は目的を忘れていたのだ。

・・・・ただ、反抗する子供を見ておもしろがっていただけだったのだ。

「いいでしょう。あなたをロケット団として認めるわ」

「いっとくが、俺は下っ端なんかやたぞ。強いやつと戦えるような仕事をしたいんだ」

「・・・・ちょっと待っていなさい」

レイはノートパソコンをとりだした。

ピッピッピッピッピ・・・・・。

二人しかいない部屋に、キーをたたく音が響いた。

『・・・レイか?何のようだ。』

画面に男が現れ、声が聞こえた。

その人物は、ロケット団のボス・・・サカキだ。

「はっ。さっそくですがサカキさま。有力な人材を見つけました。」

『有力な人材・・・どんなやつだ?』

実は、といってレイは今までのことを話した。

罠かもしれないのに、入団させてもいいのか、ということも。

『ふむ・・・いいだろう。ルダの入団を認める。あとで詳細を知らせよ。』

「了解いたしました。」

そこで、通信はとだえた。

「ボスからOKがでたわ。これで正式に入団したことになる。」

ルダは薄く笑んだ。

「それで?これからどうすればいいんだ?」

レイは背中を向けていった。

「これからロケット団の訓練場にむかうわ。そこで、自分のレベルを知ることね」

ウツボットが、エーフィをつるから解放した。

エーフィは弱弱しくだが、立ち上がった。まだできる、ということだ。

「準備はいいわね?・・・いくわよ」

レイは懐に隠していたボタンを押した。すると、たちまち床が割れた。

下には・・・暗くて大きな部屋がある。

「さぁおりるのよ。そして・・・いってらっしゃい。健闘を祈るわ。」

ルダはパートナーを顔を見合わせ、うなずいた。

そして、下の部屋に飛び降りた。

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