「ところで、なんで治安隊に入ろうと思ったんだ?」
一番の謎がそこだった。なんとなくはまずあり得ない。
「これよ、これ」
マキはシンヤに一枚の紙切れを渡した。
『治安隊、自らの治安はどうした!』
特別治安維持隊(以下治安隊)は渾沌とした状況下に置かれている。
うだろうか?2期ロケット団(以下R団)の破壊工作の巨大化による被害、
エリート集団と言われているアルティメット・ジャスティス隊(以下A・Z隊)の
問題行動、そして、小誌が手に入れたA・Z隊内のとある計画。
(中略)
果して、治安隊増員などの手立てなどはできないのだろうか。
週間現実3月29日号
「あー、それか」
グレンは頭をポリポリ掻きながらそう言った。
「じゃあ、次は現実さんの希望通りに返答しましょうか」
「で、それがどうなんだ?」
やはりシンヤには全く分からない。
「相変わらずこうなんだから」
シンヤが全く理解しようとしない所にマキは少し腹を立てた。