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- 1 :September :2008/01/14(Mon) 13:21:41 ID:On4dqz3c
- お初にお目にかかります、七月生まれのSeptemberです。
ゲームの設定を中心に、ちょこちょこ書き進めたいと思います。
多分書くのは素晴らしく遅いです。
宜しくお願いします(*- -)(*_ _)_
- 42 :September :2008/05/21(Wed) 17:48:47 ID:SE29CLJE
その町では、風が息づいていました。
ミツルには、花畑の中を駆けてゆく風の姿が見えました。
ふと舞い、風に煽られ峠の彼方に消えてゆく花びらに見惚れていると、
「ようこそミツルくん、シダケタウンへ!」
声の先に居たのは、若草色のワンピースがよく似合う、懐かしいあの人。
「……ミチル姉さん」
それは、従姉のミチルでした。
幼少の頃はよく遊んでいた仲でしたが、最近はとんと会っていませんでした。
「大丈夫?長旅で、大変だったでしょう?」
「大丈夫ですよ」ミツルはぎこちなく笑いました。「それにしても……」
風の度に町を彩る花びらが、ミツルの頭の上に舞い落ちます。
「ここは……いい町ですね。」
ミチルも、笑って答えます。
「でしょう、最高の故郷です」
「ルルー……」
ミツルが微かな呼び声に振り向くと、そこには、小さなポケモンなどすっぽり埋まってしまうような花畑を、懸命に進むラルトスの姿が。
「ラルトス!」
「ルッ」
転びました。
花びらが散ります。
「ラルトス……」
ミツルは、ラルトスを抱え上げました。
「大丈夫?」
「ルゥ」
ラルトスを撫でると、その頭の花びらも剥がれ落ちました。
ラルトスがしきりに手を伸ばすので、何かと思いふと顔を上げると、自分の前髪にも花びらが。
「……あははっ、ありがとう、ラルトス」
ラルトスも、笑っていたように見えました。
「それは……ミツルくんの?」
「はい。僕のラルトスです」
ミチルは、まじまじと一人と一匹を眺めました。
そして、
「あなたのラルトス、とっても幸せそう」
一言、そう言いました。
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Colorful Board System Version1.01 by ミライいろ。