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スパーク☆
- 1 :シュマ :2007/06/23(Sat) 17:13:58 ID:lIzNozBE
- こんにちは!初投稿のシュマといいます。
これからちょくちょく手を出したいと思っているので、ヨロシクお願いします。
この話は、全てポケモン目線で書きます。
ポケモンの世界です。
とりあえず主人公はラクライと決めていますが、その他はほぼぶっつけ本番です。
元々そういう風に小説を書くニンゲンですのでw
不自然な部分等ありましたら報告お願いします。
それでは、頑張ります。
- 2 :由良 :2007/06/23(Sat) 20:44:23 ID:jrlxegDc
- シュマー!何だかよくわかんないケド.頑張ってw
私に関してはプロフをみれば解るよ!
- 3 :シュマ :2007/06/25(Mon) 00:03:11 ID:T7o4u3OI
第一話:118番どうろのほとりで
眠い・・・・
眠い・・・・・・・・
眠すぎる・・・・・・・・
「おーい 起きろー 」
うるせぇな・・・・・・
眠いんだよ寝かせろよ・・・・・・
「目ーさませー もう朝だぞーってかもう昼だぞー」
んなこと言われたって眠みぃもんは眠みぃんだよ・・・・
頼む、あと少し・・・・
「おーきーろー」
「グルルルル・・・・ウガッ」
「唸って誤魔化すな。起きろラルド」
「・・・・・・・・・・・」
オレは、ゆっくり目を開けた。
「・・・・・・・アニキか」
そこにいたのは、オレのアニキ。
ライボルトのドルトだ。
「うん?アニキだがどーした?てかオマエ起きるの遅いぞ」
アニキは言って、オレを睨んできた。
「うるさいな、春は眠くなるんだよ」
オレは言って、もう一度寝転がろうとする。
「こら!寝るな!」
オレはアニキに前足でぶん殴られた。
「おい!何すんだよ!」
オレは大声で吼えた。
「眠気はどこへいった?目が覚めたみたいだな、ラルド」
「・・・・・・」
何か、してやられたような気がする。
オレの名前はラルド。ラクライだ。
こっちでは名を名乗るときには種類と名前を言うのが正しいので、言わせてもらえば「ラクライのラルド」だ。
ここは118番どうろ・・・と、言うらしい。
アニキに教えてもらった。
オレらポケモンだってなあ、とりあえず人語の判別はできるし、いい人間と悪い人間の区別ぐらいつくさ。
その中でもオレのアニキは、特別よく人間を知っている。
アニキはここらじゃ一番強いんだ。負けたことは殆どない。そこらのポケモンからの挑戦はもう日常茶飯事、人間の「とれぇなぁ」っていうのと戦ったのも一度や二度じゃない。
わざわざアニキを捕まえるために2人がかりで来たヤツもいたな。アニキが勝ったけど。
でも、アニキの自慢なんてしていてもオレは強くなれない。
オレはアニキを越える。いつか必ず。
・・・・・・とは言っても、まだまだなんだけどな、オレは。
でも、そんなオレにも誇れることが一つ。
オレは、アニキよりも遠出できる。
つまりは、アニキよりもたくさんの世界を見たことがあるってことだ。
アニキはオレより頭もいいし強いが、「119番どうろ」の草地をこえたことは無いし、「123番どうろ」に沢山生えているきのみをこっそりいただいて、怒られたこともない。
・・・悲しいのは、「」内の単語は全てアニキに習った言葉、ってところだが。
まあ、いい。
今日は、もっと遠くへ行く。
そして、もっと、このどうしようもなく素晴らしい世界を見てみたいんだ!
「ラルド、今日もどっか行くのか」
アニキは起こしつかれたのかへたりと座って言った。
「あーもちろんさ。今日はあの『つりーはうす』の町の先に行ってみようかな、ってさ」
「あの町は『ヒワマキシティ』だ」
「ひ・・・ひまわき?ま どーでもいいや。」
オレはふぁぁと欠伸した。寝足りないったらない。
「最近、ポケモンを無理やり捕まえる不届きな奴らが多いそうじゃないか」
「んなもん、大丈夫だよ。オレには『スパーク』があるんだから」
オレはにやっと笑った。
オレは、どうやら生まれたときから『スパーク』が使えたらしい。
まだほんの赤ん坊の頃にオボンの木に『スパーク』を使ってタンコブこさえた なんて武勇伝を何度もアニキに聞かされたから。
別段強い技じゃあないが、オレはこの技を必殺に生きてきたもんでね。
何でも、親父からの「いでん」らしい。
親父の顔なんざあ相当昔にいなくなっちまったから覚えてねえが。
「じゃ、いってくる」
オレはたたっと駆け出した。
「3日以内に帰ってこいよー」
アニキの声が、追ってきた。
これが、オレの日常―
の、はずだったのになぁ
- 4 :シュマ :2007/07/09(Mon) 22:38:39 ID:wqfCFdeI
- 第二話:シリウスの不吉な予言
「ふぁーっ・・・・・」
トロトロ歩いてきたら、ついアクビが出た。
「やっぱ寝足りねーなあ・・・・・」
そんなことをぶつぶつつぶやきながら行くと、すぐに119番どうろについた。
オレの背丈の2.3は軽い長ーい草が、見渡す限り。
この先を大きな川が流れていて、それをしばらく遡れば、例の・・・『つりーはうす』の町だ。
オレは草むらに顔を突っ込んだ。
すると、
ガサガサガサ・・・・・
奥から、誰か来る。
人間か?
「・・・・誰だ!」オレはグルルと唸ってみせた。
しばし沈黙。
「・・・・私だ」
凛々しく冷たい、川のせせらぎみたいな声。
この声は、
「・・・・・・シリウス?シリウスいるのか?」
すると一際大きく草が鳴って、白い四肢と黒い角、赤い瞳を持つポケモン―――アブソルが一匹、現れた。
こいつはアブソルのシリウス。オレの・・・まあ、友達だ。
こいつは未来のコトが読めるらしく、もう数回、危ないところを助けてもらっている。
橋が落ちそうになったときやら、崖が崩れそうになったときやら。
シリウスがいなかったら、オレは・・・たぶんもうこの世にいないな。
変わったヤツだがいいやつだ。
そして、シリウスは大切なときにしか現れない。
今回も、なにかあったのか・・・・・?
「ここは危ない。今すぐ兄のもとへ戻れ」
あった瞬間、シリウスはそんなことを言った。
「・・・お、おいおい、何の話だよ!」
「詳しいことは、解らない・・・・だが、ここにいては絶対にダメだ。私もお前も危ない。今すぐ引き返すんだ」
「ん、んなコト言われても・・・・」
オレは特にワケはないが躊躇った。
「出かけるならいつでもいいだろう!」―シリウスは怒鳴った。こいつが取り乱すなんて、いったい・・・?
「いいから早く戻るんだ!」
「な、何でだよ?」
「説明しているヒマはない!急ぐんだ」
「わ、解ったよ・・・・」
シリウスの迫力に押され、オレは草むらから飛びのいた。
「後で理由教えろよ!」
オレはありったけの大声で言うと、緑色の壁を思わせる草の群れに背を向けた。
と、
足音がした。
聞いてすぐピンときた。―人間の足音だ!
ヒトは「靴」ってヤツを履いてるから、すぐ解る。
しっかし、これがシリウスの言ってた『危険』なら、ちょっと的外れだったな。
オレはそんじょそこらのヒトには負けない。ヒトが強そうなポケモンを引き連れていたら逃げる、っていう知恵も持ってるし、戦ってもまず負けるつもりはない。
しかしその人間は、明らかに何かが違った。
服装が、全身銀色だ。しかも、髪がグリーン。
不可思議だと言うことはポケモンのオレにも解る。『色違い』の人間なのか?
だとしたら人間ってみんな色が違うのだろうか。解らない。混乱しそうだ。
「・・・でんきタイプが、ここにもいたか」
その人間は、そんなことを言った。
「それもニュー・キンセツの力か・・・・」
何だ?
「例のライボルトはなかなか見つからないが、やはり電力不足の今はザコでも捕まえておくべきか」
早口でヒト語を話すので、よく解らない。
「このあたりに廃れた発電設備があり、そこに大量のコイルがいるというのは本当だったのか・・・」
何言ってんだ、コイツ。
「うまくいけばジバコイルを大量に仕入れて電力を補えると思ってこんな南の辺境まで長い時間かけてやってきた甲斐があったな」
どんどん口調が速くなってるぞ?
「とにかく、このラクライも捕まえておこう」
な、何いいいいい!!??
ま、まあいい。やってやろう!
オレは全身の毛を逆立て、『せいでんき』を作り出し、低く唸った。
ラクライやライボルトには、よくある威嚇の手段だ。
「行けっ」
そのヒトは、もんすたぁぼぉるを投げた。
光に包まれ、一匹のポケモンが飛び出してくる。
さあ、誰だ!?
「ゴオオオォオオォ・・・・・ンン」
低い、鐘の鳴るような音を立てて現れたのは、ヘンなカタチの見たことも聞いたこともないポケモンだった。
鐘に、目と腕をくっつけたような。
「ドータクン、そいつを捕らえろ。確実にな」
けっ、人間無勢がポケモンに命令してんじゃねーよっ!
オレは、そのポケモンを見た。
何も語らないそいつは、いったい何なんだ?本当にポケモンなのか?
しかし、危険だ。電気を使うオレのスパークは、こういうカタいやつにはなかなか効かないんだ。
警戒しながら、草むらへ逃げ込もうとじりじり下がって行くと、
「逃がすな!」
げえっ、読まれてた!
その鐘みたいなポケモンが、『ふゆう』しながらこっちに猛スピードで飛んでくる。
「シリウス!」
オレは叫んだ。
同時に、その鐘ポケモンがオレの上に覆いかぶさり、視界が真っ暗になった。
「くそっ!!」
オレは、必死に鐘ポケモンの内壁をたたく。
すると、突然、そいつがとんでもない轟音で鳴いた。いや、鳴った。
「!!!!」
耳にびりっと激痛が走り、意識が星の彼方へぶっ飛んだ。
予言は、当たった。
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Colorful Board System Version1.01 by ミライいろ。