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イレギュラーと目覚める神
- 1 :カロリス :2007/04/20(Fri) 02:13:52 ID:5IMi.FDw
- 初投稿です^^
この小説は、結構短編かもしれません(ぇ
注意
一部にややグロテスクな表現が含まれます。
また、混ぜるな危険!の洗剤は混ぜないでください(謎
とりあえず基本キャラ紹介
紅蓮(グレン)
両親の居ないリザードン族の男。
プライドが高く、漢って感じな性格をしており、暑苦しい漢だぜ!!ってやつ。
しかし、何か性格が軽い。気の向くままに生きたいのか。
相棒に青龍が昔から居る。
同じドラゴン型だけあって気が合うのだろうか
アグラーヤとも付き合いがあるそうな。
青龍(セイリュウ)
気性の荒いボーマンダ族の男。
ボーマンダ族なだけあって、結構口が悪く、やんちゃで過激だが、良い奴。
友の危険には一目散に助けに入る。
風の匂いで何かと分かるらしい(?)
女ったらしだったりする。
アグラーヤ
非常に穏やかなミロカロス族の女。
非常に優れた治癒能力をもっており、性格も良いときた。
戦闘は好まない。
この物語は、ポケモンの視点から世界を見た物語である。
そしてこの物語は、一匹の親も居ないリザードン、紅蓮とその相棒、青龍から始まる。
それでは始まりです。
- 2 :カロリス :2007/04/20(Fri) 02:19:37 ID:5IMi.FDw
- 第一話 蠢く殺意
俺の名は紅蓮、ガキん頃から親もいねぇリザードン族の男だ。
親父が残していったらしい遺書のようなもんに書いてあった天界の笛とやらを求めて旅してる身だ。
遺書についていた天界の笛の在りかが示してあるボロい地図だけが頼りでな。
「紅蓮よぅ」
紅蓮「んだよ。どした。」
「何か今日はやけに胸騒ぎがしてなんねぇ。嫌な風がさっきから吹いてやがるぜ。」
こいつはボーマンダ族の男、青龍。ま、俺のダチとか相棒っつーとこだな。
1年前に出会ってからずっと旅にお供してくれてる良い野郎さ。
紅蓮「あぁ、どうせ悪い人間どものことだろ。また森燃やしたりしてんじゃねーのか?その煙でよ、くせぇ匂いがすんじゃねーのか?」
青龍「そんなのいつものこったろ。ちげーよ糞馬鹿。今までに感じたこともねぇ、何か身震いする悪寒がしやがる。」
紅蓮「ふーん・・・ま、俺は天界の笛が手に入ればそれで良いんだがな。」
俺はいつもの通り軽い考えでこいつの言葉を聞き流していた。
青龍「またてめぇ俺の言葉聞き流してるだろチンカスが」
紅蓮「ぎくり!」
青龍「ま、そんなことよりよ。お前はその天界の笛とやらを手に入れてどうするってんだよ?」
紅蓮「さぁな。ま、親父の遺書には、手に入れなければならん、とか書いてあっただけだからよ。俺はそれ探してるだけさ。と。」
青龍「お前って奴は・・・軽いなぁ。全く・・・ボケが」
しかし、俺もいつもの調子で軽く聞き流していたが、少しは気になっていた。嫌な風とやらが。
実は俺も悪寒を感じていたんだ。だが、誇り高いリザードン族の俺がこんなんでビクついてちゃなんねぇと思ってな。
だからいつもの軽い態度をとっていた。
カチャカチャカチャ・・・
研究委員「プランA、完了しました。」
研究委員「よし、そのままプランBへ移行しろ、早急にな。」
???「・・・・・・・・・・・・ゴポ・・・・」
青龍「気分がわりぃ・・・、少し休むぜ。」
紅蓮「じゃ、休むかぁ。しかしよ、実は俺も気になってんだ。」
青龍「何を?」
紅蓮「おめぇがさっき言ってた嫌な風ってやつよ。俺のプライドが邪魔して言えなかったがな、何かくせぇぜ。」
青龍「・・・よし、後で人間の・・・」
ズドォォォーン!!!
もの凄い爆発音がした
紅蓮、青龍「な、なんだ!?一体」
紅蓮達は急遽、爆発が起こった場所へと飛んでいった。
紅蓮「こ、こいつは・・?」
青龍「ひでぇ有様だ。まるで地獄絵図だぜ。」
爆発が起こったのは研究所、その中は人間の骨と臓物が飛び散っているまさに地獄のような光景だった。
???「ぐ、ぐぅぅぉ・・・・」
「だ、誰か・・・誰か助けてくれ・・・」
人間の助けを呼ぶ声がする。紅蓮達はその声のする方向へと足を進めた。
続く
- 3 :カロリス :2007/04/20(Fri) 02:30:16 ID:5IMi.FDw
- 第二話 戦慄の怪物
「お、おい!!もう誰でもいい!!!そこのポケモンども!!!助けてくれ!!!」
紅蓮、青龍「な、なんだ!!こ、こいつは!?」
???「わ・・・私は何の・・・ために・・・生まれた・・?」
見たことも無い白い怪物
体中には大量のコードを引きちぎった跡がついている
人間の研究委員の首を掴んで、こちらを背筋の凍るような目で睨み付けている
研究委員「や、やめろ!!ミュウツー!!お、お前をこの世に誕生させてやったのは我々人間なんだぞ!!」
ミュウツー「だから・・・何の目的で・・・造ったと・・・聞いている・・・」
ミュウツーと呼ばれる謎の怪物は、人間の首をさらに激しく締め付ける
まるで怒りと憎悪に満ちた表情で
研究委員「くっ・・・だ・・・だから・・・我々には・・・お、お前のその力・・・を・・・利用・・しなければならない・・んだ・・!」
ミュウツー「・・・結局・・・私は利用される為だけに造られたのか・・・それ以外生きる意味もない・・・造られた私は正当な生物とも呼べない!!」
ぐしゃぁ!!!
掴まれていた人間が突然破裂し、血と肉片が飛び散った
紅蓮、青龍はこの怪物の戦慄に恐怖し、まるで凍りついたかのように動けなかった
そして、この怪物はこちらを睨み付けてきた
ミュウツー「お前達は・・・誰だ・・・?」
紅蓮はガクガク震えそうになりながらも必死に堪えながら答えた
紅蓮「お、俺は誇り高きリザードン族の男!紅蓮だ!!おめぇは何者だぁ!!」
ミュウツー「私はミュウツーと名づけられた・・・造られた・・・人造生命体・・・」
紅蓮「ミ、ミュウツー・・?」
青龍も振るえながらも答えた
青龍「ミュウ・・・どこかで聞いたことがあるぜ・・・確か今や人間の環境破壊で絶滅したポケモン・・!お前は、そのクローンなのか・・?」
ミュウツー「私は何も知らない・・・ただ・・・一つだけ考えがある・・・私を身勝手な理由で勝手に造り出した無責任な人間を・・・皆殺しにする!!!」
紅蓮、青龍「な、なんだと!!?」
紅蓮「人間は確かに俺も気にくわねぇ・・・だが何も絶滅させることはねぇだろ!!全ての人間が俺たちの敵とは・・・」
ズドッ!!
ミュウツーの指先から光線が紅蓮の足元に放たれた
紅蓮は思わず腰を抜かしてしまった
ミュウツー「お前も・・・少しでも・・・人間の味方を・・・するというのなら・・・!」
紅蓮「やる気か・・・!喰らえ!!燃え盛る業火!大文字!!!」
ミュウツー「無駄だ」
ミュウツーの体の周りに発生したバリアーは、大文字を跳ね返した
紅蓮「な、何!!?」
ミュウツー「今度はこちらの番・・・」
サイコキネシス!!
紅蓮「ぐわっ!!」
青龍「紅蓮っ!!」
ミュウツーの圧倒的超能力から繰り出されるサイコキネシスにより、吹っ飛ばされた紅蓮を青龍は必死に受け止めた
青龍「く、相手が怪物だろうが人造野郎だろうが、紅蓮を攻撃する奴は容赦しねぇ!!」
青龍の鋭い爪がギラりと光り、ミュウツーに向けられる
青龍「くたばりやがれぇ!!ドラゴンクロー!!」
ミュウツー「無駄だと言っている」
青龍の動きがピタリと止まった
固まったまま動かない
青龍「ば、馬鹿な・・!う、動けねぇ!!」
ミュウツーがゆっくり右手を前に差し出す
そして力強く右手の手のひらをひらげる
青龍「ぐあっ!!!」
紅蓮「ぬぁ!!!」
紅蓮、青龍、共に吹っ飛ばされ、壁に叩きつけられた
叩きつけられた衝撃で、動けない紅蓮達に容赦無く近づくミュウツー
万事休すか!
続く
- 4 :カロリス :2007/04/20(Fri) 02:33:37 ID:5IMi.FDw
- 第三話
???「・・・!!!とてつもない力と殺意が・・・!」
???「行こう、手遅れになる・・・!」
ミュウツー「人間に少しでも味方をする奴らも・・・殺す・・・」
圧倒的超能力により、ミュウツーの周りに散乱した研究所の残骸が浮かび上がる
そしてミュウツーが目をギラりと光らせたとき、その残骸が全て紅蓮達目掛けて飛んでくる
紅蓮「ち、ちくしょう・・・!!この俺が!!」
青龍「く、ぐふっ・・・!!」
大量の残骸をぶつけられ、紅蓮、青龍の体からは血がにじみ出る
ミュウツー「止めだ・・・」
ミュウツーは最後の止めの体勢に入る
万事休すか
しかしその瞬間、残骸が再び浮かび上がり、今度はミュウツー目掛けて飛んでゆく
ミュウツー「・・・!!!」
ミュウツーは飛んでくる残骸を超能力で全て粉砕した
そしてミュウツーの目の前には突如現れた謎の紅と蒼のポケモン
???「そこまでだ、イレギュラー。その怒り、静めてやろう。」
続く
- 5 :カロリス :2007/04/20(Fri) 02:37:10 ID:5IMi.FDw
- 第三話 謎の蒼と紅のポケモン
???「・・・!!!とてつもない力と殺意が・・・!」
???「行こう、手遅れになる・・・!」
ミュウツー「人間に少しでも味方をする奴らも・・・殺す・・・」
圧倒的超能力により、ミュウツーの周りに散乱した研究所の残骸が浮かび上がる
そしてミュウツーが目をギラりと光らせたとき、その残骸が全て紅蓮達目掛けて飛んでくる
紅蓮「ち、ちくしょう・・・!!この俺が!!」
青龍「く、ぐふっ・・・!!」
大量の残骸をぶつけられ、紅蓮、青龍の体からは血がにじみ出る
ミュウツー「止めだ・・・」
ミュウツーは最後の止めの体勢に入る
万事休すか
しかしその瞬間、残骸が再び浮かび上がり、今度はミュウツー目掛けて飛んでゆく
ミュウツー「・・・!!!」
ミュウツーは飛んでくる残骸を超能力で全て粉砕した
そしてミュウツーの目の前には突如現れた謎の紅と蒼のポケモン
???「そこまでだ、イレギュラー。その怒り、静めてやろう。」
続く
- 6 :カロリス :2007/04/25(Wed) 05:40:18 ID:JLbGqH/A
- 第四話 イレギュラーハンター
紅蓮、青龍「い、いれぎゅらー?」
ラティオス「名乗り遅れたな。俺の名はラティオス。イレギュラーハンターだ。」
紅蓮、青龍「い、いれぎゅらーはんたー?」
ラティアス「私はラティオス兄さんと共にイレギュラーを沈めるために活動してる妹、ラティアス。
イレギュラーっていうのは、本来居てはならない危険な存在。それを沈めるために活動してるのが私たちイレギュラーハンターの役割w」
青龍「ほ、ほぇぇーーー。えらいことに巻き込まれちまったようだぜぇ。」
紅蓮「なら話は早いぜ!俺らも協力するからよ。あの怪物を一緒に・・・」
ラティオス「君達は休んでいろ。無茶はいかん。ラティアス、バリアを張ってそいつらを守ってやれ。」
ラティアスのバリアに包まれ、紅蓮、青龍は一息つく
ミュウツー「誰だ・・・貴様は・・・?」
ラティオス「お前の存在は危険すぎる。あの黒い悪魔事件の再来を起こさないため、その危険な心を清めてやる。」
ラティオスのシャドーボール!!
ミュウツー「ぐ、ふぅ・・・!」
紅蓮、青龍「おぉ!効いてやがるぞ!!」
シャドーボールはゴースト技、エスパー属性のミュウツーには効果は抜群だ
しかし
ミュウツー「その・・・程度か・・・?」
多少のダメージは受けたようだが、殆ど無傷、その上、ミュウツーは自己再生能力をも持っている。
ダメージはすぐに回復した
ラティオス「な、こいつ・・!」
ミュウツー「次はこちらから行くぞ・・・」
ミュウツーの手のひらに邪悪なオーラがまとう。そして、殺意に満ちた巨大な暗黒の球体
巨大シャドーボール、ブラックバーストを作り出す
それを容赦無くラティオス目掛け、放つ
巨大な殺意の塊で出来たブラックバーストがラティオスに襲い掛かる
ラティオス「ちっ・・・!やばい・・・!!」
紅蓮「や、やべぇぞ!!」
青龍「殺される・・・!!!」
その時、ラティオスの目の前に紅い影
ラティオス「ラティアス・・?」
ラティアス「兄さん!!協力する!!」
ラティオス「すまねぇな・・・じゃあやるぞ!」
ラティオスとラティアスから放たれた二つのシャドーボールが合体し、一つの巨大なシャドーボールになる
ラティオス、ラティアス「これが我ら兄妹の絆!!!」
ラティ兄妹の巨大シャドーボールとミュウツーのブラックバーストが激しくぶつかり合う
物凄い爆発と衝撃が辺り一面に轟く
砂塵が舞い上がり、たちまち視界は見えなくなった
紅蓮「ど、どうなったんだ!?」
青龍「わ、わからん!」
塵が晴れた・・・その先に立っているのは
紅蓮、青龍「ミ、ミュウツー!?」
続く
- 7 :カロリス :2007/05/03(Thu) 05:37:09 ID:hCs1rDvE
- 第五話 翳の存在
しかし、その後ミュウツーはガクっと膝を地面につけ、そのまま動かなくなった。
そして、
ラティオス「ふぅ、なんとか終わったな・・・」
ラティアス「やったね・・・!兄さん・・・」
ボロボロになりながらも、ラティ兄妹は生存していた
紅蓮、青龍「よっしゃぁぁぁ!!!!助かったぜ!!」
その時、空から謎の光がミュウツーを照らす
一同「な、なんだ?」
ミュウ「私の名前は、ミュウ。ミュウツー?あなたはもう戦わなくて良いのよ。さぁ、私といっしょに行きましょう。帰るべき場所へ・・・」
ミュウツー「・・・・母・・・私の・・・母・・・」
ミュウとミュウツーは光のかなたへ消えていった
紅蓮「ラティオスよ、追わなくて良いのか?」
ラティオス「構わん。あいつからはもう殺意は消えた。イレギュラーでは無くなった。」
紅蓮「あんたら強ぇな。どうだ。俺らと仲間組んで一緒に旅しねぇか?」
ラティオス「それは、叶わん。俺達はあくまでイレギュラー駆除のために行動してるだけだ。まぁ、再びお前らがイレギュラーと関わったとき
その時はまた会おう。じゃあな。ラティアス行くz」
青龍「お嬢さん、素敵ですね。どうですか。同じドラゴン属性同士、ここは一つ・・・」
紅蓮は青龍の頬を思いっきり引っ張った
紅蓮「まぁーた始まりやがったぜ。全くよ。」
青龍「いてててて!!!」
紅蓮「今回は仮が出来たな。この恩は必ず返すぜ!ありがとうよ!」
ラティオス「良い戦士だ・・・また会いたいものだな。では我々は失礼する。」
ラティアス「またねーw龍のお兄ちゃんたちw」
イレギュラーハンターことラティオス、ラティアスは去って行った
紅蓮「なんだか、不思議な奴らだったなぁ。」
青龍「あぁ、だが蒼い方の行ってやがった黒い悪魔って、なんなんだ。」
紅蓮「黒い悪魔、か・・・なんか、えらく大変な事になってきた悪寒がするぜ・・・うぐっ!」
青龍「なんだぁ、随分ひでぇ怪我じゃねぇか。馬鹿野郎・・・」
紅蓮「あぁ、おめぇこそな。とりあえず、アグラーヤのところにでも行こうぜ・・・」
紅蓮、青龍は、傷だらけでフラフラしながらも、アグラーヤというポケモンの所へと向かっていった
アグラーヤの湖のほとり
アグラーヤ「酷い怪我です・・・何故こんなになるまで・・・無茶しすぎよ・・・」
青龍「お嬢さんの治癒能力、相変わらず効くねぇ。はぁぁ・・・」
この女こそミロカロス族の女、アグラーヤである。
紅蓮「馬鹿は風邪ひかないってのと同じで馬鹿の怪我はすぐ治るってn」
ドカッ!
青龍の尻尾ビンタが炸裂
青龍「下痢糞リザードンが・・!」
紅蓮「んだとぉ!?」
アグラーヤ「もうーやめて下さいよー二人ともー;;」
紅蓮「と、喧嘩してる場合じゃねぇぜ。アグラーヤ。今、世界が何か変なんだ。悪寒がするんだ。この辺から逃げた方が・・・」
アグラーヤ「・・・私、戦いは好きではありませんが・・・何か。大変な事が起ころうとしているのは感じてました。」
青龍「お嬢さんもか・・・」
アグラーヤ「私、放っておけません!あなた方について行くわ!たとえ、戦うことになってしまっても・・・!」
青龍「ぶへっ!!お、お嬢さんが!?ついて来てくれるだって!?」
青龍、青いくせに顔が赤くなる
紅蓮「サンキュー!!アグラーヤ!!恩に切るぜ!!」
青龍(しかし、ミュウツーが去っていったのに、なんなんだ。この嫌な風は・・・まだ消えねぇ・・・)
???「紅蓮・・・」
- 8 :カロリス :2007/05/03(Thu) 05:39:19 ID:hCs1rDvE
- 第五話 翳の存在
ミュウツーはガクっと膝を地面につけ、そのまま動かなくなった。
そして、
ラティオス「ふぅ、なんとか終わったな・・・」
ラティアス「やったね・・・!兄さん・・・」
ボロボロになりながらも、ラティ兄妹は生存していた
紅蓮、青龍「よっしゃぁぁぁ!!!!助かったぜ!!」
その時、空から謎の光がミュウツーを照らす
一同「な、なんだ?」
ミュウ「私の名前は、ミュウ。ミュウツー?あなたはもう戦わなくて良いのよ。さぁ、私といっしょに行きましょう。帰るべき場所へ・・・」
ミュウツー「・・・・母・・・私の・・・母・・・」
ミュウとミュウツーは光のかなたへ消えていった
紅蓮「ラティオスよ、追わなくて良いのか?」
ラティオス「構わん。あいつからはもう殺意は消えた。イレギュラーでは無くなった。」
紅蓮「あんたら強ぇな。どうだ。俺らと仲間組んで一緒に旅しねぇか?」
ラティオス「それは、叶わん。俺達はあくまでイレギュラー駆除のために行動してるだけだ。まぁ、再びお前らがイレギュラーと関わったとき
その時はまた会おう。じゃあな。ラティアス行くz」
青龍「お嬢さん、素敵ですね。どうですか。同じドラゴン属性同士、ここは一つ・・・」
紅蓮は青龍の頬を思いっきり引っ張った
紅蓮「まぁーた始まりやがったぜ。全くよ。」
青龍「いてててて!!!」
紅蓮「今回は仮が出来たな。この恩は必ず返すぜ!ありがとうよ!」
ラティオス「良い戦士だ・・・また会いたいものだな。では我々は失礼する。」
ラティアス「またねーw龍のお兄ちゃんたちw」
イレギュラーハンターことラティオス、ラティアスは去って行った
紅蓮「なんだか、不思議な奴らだったなぁ。」
青龍「あぁ、だが蒼い方の行ってやがった黒い悪魔って、なんなんだ。」
紅蓮「黒い悪魔、か・・・なんか、えらく大変な事になってきた悪寒がするぜ・・・うぐっ!」
青龍「なんだぁ、随分ひでぇ怪我じゃねぇか。馬鹿野郎・・・」
紅蓮「あぁ、おめぇこそな。とりあえず、アグラーヤのところにでも行こうぜ・・・」
紅蓮、青龍は、傷だらけでフラフラしながらも、アグラーヤというポケモンの所へと向かっていった
アグラーヤの湖のほとり
アグラーヤ「酷い怪我です・・・何故こんなになるまで・・・無茶しすぎよ・・・」
青龍「お嬢さんの治癒能力、相変わらず効くねぇ。はぁぁ・・・」
この女こそミロカロス族の女、アグラーヤである。
紅蓮「馬鹿は風邪ひかないってのと同じで馬鹿の怪我はすぐ治るってn」
ドカッ!
青龍の尻尾ビンタが炸裂
青龍「下痢糞リザードンが・・!」
紅蓮「んだとぉ!?」
アグラーヤ「もうーやめて下さいよー二人ともー;;」
紅蓮「と、喧嘩してる場合じゃねぇぜ。アグラーヤ。今、世界が何か変なんだ。悪寒がするんだ。この辺から逃げた方が・・・」
アグラーヤ「・・・私、戦いは好きではありませんが・・・何か。大変な事が起ころうとしているのは感じてました。」
青龍「お嬢さんもか・・・」
アグラーヤ「私、放っておけません!あなた方について行くわ!たとえ、戦うことになってしまっても・・・!」
青龍「ぶへっ!!お、お嬢さんが!?ついて来てくれるだって!?」
青龍、青いくせに顔が赤くなる
紅蓮「サンキュー!!アグラーヤ!!恩に切るぜ!!」
青龍(しかし、ミュウツーが去っていったのに、なんなんだ。この嫌な風は・・・まだ消えねぇ・・・)
???「紅蓮・・・」
続く
- 9 :カロリス :2007/05/03(Thu) 06:08:18 ID:iVM0/4vo
- 第六話 宿敵
「つぁっ!!!」
スパァーン!!!
数十メートルはあろうかという大岩が真っ二つとなり、崩れ去った
「何かを、感じる。破滅的な、悪寒を。拙者、今のままの力では不足なり・・・!」
この男こそストライク族の現代の侍、叢雲である
現在岩山にて修行中の身である
ところ変わって紅蓮達一向
紅蓮が持つ天界の笛の在りかを記されたボロい地図を頼りに進んでいた。
青龍「で、どうすんだ。俺ら三匹だけではどうにもならんと思うが。」
紅蓮「ま、確かにそうだな。ん、待てよ・・・天界の笛ってのはその為に必要な何か・・・?」
青龍「んー?どうした」
紅蓮「いや、なんでもねぇぜ。」
アグラーヤ「しかし、その地図見る限りでは、天界の笛ってのがあるのは此処から随分遠いわね・・・疲れそう。」
紅蓮「ま、それが旅ってもんさ」
「うわぁぁぁぁ!!!」
人間のふもとから無く悲鳴が聞こえた
紅蓮「な、何だ?」
アグラーヤ「行ってみましょう!」
「ぐるるるうぅ・・・」
人間A「・・・ひぃ・・!!」
人間B「な、何でガブリアスがこんな街中に・・?」
ガブリアス「がぁぁぁあ!!!!」
ガブリアスの鋭い爪が人間に襲い掛かる
ザシュザシュぐしゃぁ!!!
ガブリアスが人間を貪り食っている
紅蓮「何故ガブリアスが人間を食う!?奴の主食はケンタロス族じゃ・・・」
青龍「な、野郎は!!!」
アグラーヤ「知ってるの!?」
青龍「あの左目の傷は・・・カスケード!!!!!」
カスケード、非常に獰猛なガブリアス族である
このカスケードと呼ばれるガブリアス族の男は、青龍とは昔からのライバル同士らしい
青龍「カスケード!!!こんな所で何やらかしてやがる!本来ガブリアス族は人間は食わない筈だ!!」
カスケード「・・・食料。無くなった・・・!人間のせいでな・・・文句言うなら人間に言え。」
紅蓮「やれやれ・・・また悪い人間がらみかぁ?・・・」
紅蓮は厭きれた表情でため息をつく
ガブリアス族の本来の主食はケンタロス族、それが、全く関係の無い人間を食らうとは、何か自然界のバランスが崩れ始めているのだ。
アグラーヤ「何も関係の無い人間を襲う必要などありません!無意味な争いは新たな混沌を生むだけよ!!立ち去らないというのなら・・・」
青龍「待て、ここは俺にやらせろ・・・」
宿命のライバル同士の対決である
カスケード「青二才が。この俺の左目に傷を負わせたぐらいで調子に乗るなよ・・・」
青龍「けっ!穴青いのはてめぇだろうが。無関係な罪もねぇ人間をぶっ殺しといてでかい態度取れるのか?」
バチバチとカスケードと青龍の目線には火花が散っているように見える
紅蓮「何か・・・すっげぇ殺気立ってるな。二匹とも・・・」
アグラーヤ「何か入っていけそうにないわね・・・」
戦いの火蓋は切って落とされた
続く
- 10 :カロリス :2007/05/04(Fri) 17:47:45 ID:1BMT34kY
- 第七話 アグラーヤの危機
カスケード「死ね!!!」
カスケードの逆鱗が襲い掛かる
しかし、流石の青龍、ライバルだけあって動きをある程度把握しているのか、ヒラりと身をかわす
そして、青龍は不思議な舞をし始めた。龍の舞だ。
この技はドラゴン属性特有の技、この独自の舞により、気迫を高め、戦闘力を向上させることが出来るらしい
青龍「このアホ二才が!!ドラゴンクロー・・!!砂嵐だと!?こんな街中で!?」
カスケードはバンギラスを連れて来ていた
砂嵐はバンギラスの影響だった
カスケード「けーっけっけっけ!!!俺様の砂隠れでてめぇは俺にまともに狙いも定められねぇだろ!!」
青龍「く、汚ねぇぞ!!」
「お前をぶち殺すためにわざわざ来てやった・・・ぐっふっふっふ・・・」
カスケード「さぁ!ヘルギラス!!今こそてめぇの凶暴で抑えられねえ力を存分に発揮してやれ!!」
バンギラスこと、ヘルギラス。非常に凶暴な性格の持ち主
その巨体から繰り出される破壊力も圧倒的である
青龍「に、2対1なんて卑怯だぞ!!糞ったれが!!」
カスケード「勝てば良いんだよ勝てば!!けーっけっけっけ!!!」
アグラーヤ「あ、あいつ卑怯よ・・・!私たちも加戦します!」
青龍「まて、俺がやる。気がすまねぇ。」
アグラーヤ、紅蓮「ぇ?」
青龍「あいつは俺がぶっ潰さねぇと気がすまねぇ!!」
カスケード「威勢だけは良いな。だけど、それだけで勝てるかな?」
青龍「なめんじゃねぇボケがぁぁぁ!!!!!」
青龍のドラゴンクローが高速で繰り出される
しかし、がむしゃらに攻撃しているだけでは攻撃は当たらない
カスケード「後ろだ、馬鹿めが・・!」
カスケードの逆鱗が迫り来る
青龍は間一髪交わしきった、かのように思えたが
目の前にはヘルギラス
青龍「!!!」
ヘルギラス「ストーンエッジ!!!」
無数の尖った岩が青龍目掛けて飛んでくる
グサァ!!
青龍「ぐぅぁっ!!!」
青龍の体中に無数の岩が突き刺さった
体中から血が噴出し、そのまま地面へと倒れる
ヘルギラス「ぐっふっふっふっふ・・・!血だぁ!」
狂喜するヘルギラス
青龍「くっ・・・がはっ・・・!!・・・この気違いが・・・!!」
カスケード「止めだ・・・今度こそくたばりやがれ青龍!!挟み撃ちだ!ヘルギラs」
「冷凍ビーム!!」
カスケード「・・・!!」
カスケードは上手く砂に隠れて身をかわしたが、もし当たっていたら、氷に弱いガブリアス族のカスケードはやられていただろう
アグラーヤ「いくら・・・私が戦い嫌いでも、私の仲間を傷つける奴は・・・許さんですよ!!」
カスケード「ちっ、この糞アマがぁぁぁぁーーー!!!」
カスケードが怒りに満ちた表情でアグラーヤに襲い掛かる
アグラーヤ「や、やるかです!そっちがその気なら容赦無いわよ・・!」
カスケード「何が容赦無いだ?それはこっちの台詞だ!!殺るぞヘルギラス!まずはこの糞アマからだ!!」
ヘルギラス「ぐっふっふっふ・・・お前を血で紅く染めてやるぜ・・・」
アグラーヤに容赦なく襲い掛かる二匹
絶体絶命のピンチ
紅蓮、青龍「アグラーヤ・・・!!危ねぇ!!」
続く
- 11 :カロリス :2007/05/15(Tue) 00:03:02 ID:mhFtpQLo
- 第八話 黒いリザードン
紅蓮は必死に助けに行こうとかかる。青龍もズタボロの体ながら、何とか助けに行こうとする
その時である
ヘルギラス「・・・・・」
カスケード「どうした?ヘルギラス!殺すんだよぉ!この糞アマを早く刺身にでもしちまおうぜ!」
その瞬間、ヘルギラスの体は真っ二つに割れ、大量の血を噴出しながら絶命した
カスケード「・・・!!!」
叢雲「拙者の鎌に、切れぬ物無し・・・!」
カスケード「へ、ヘルギラス!!馬鹿な・・・あの鋼鉄のように硬い体をもつバンギラス族の体を・・・」
叢雲「そこのボーマンダ族の者、これで一対一だ。さぁ決着を。そこのミロカロス族の者は少し下がっておれ。」
青龍「あ、あんたは・・・」
叢雲「拙者は叢雲。ストライク族だ。世界の混沌を防ぐため、修行中の身であるのだ。」
青龍「そ、そうか。あんたも感じていたのか。この嫌な風・・・」
カスケード「お喋りしてる場合か。そんな体で何が出来る・・・青龍!貴様は結局死ぬのだ!!」
カスケードの逆鱗がズタボロの青龍に迫る。
青龍「死ぬのは・・・てめぇだぜ!」
そう、青龍は竜の舞でパワー、スピード、共に向上させていたのだ
いくらズタボロになっていようと、スピードとパワーでは青龍の方が上
だが体力ではカスケードの方が上、どちらが勝ってもおかしくない
カスケード「逆鱗!!」
青龍「ドラゴンクロォォーー!!」
刹那の瞬間
カスケード「・・・・・」
青龍「・・・・・」
カスケード「・・・・ガフッ!」
カスケードは膝を着いてそのまま地面に倒れ、動かなくなった。
青龍「勝負・・・あったぜ・・・俺の勝ちだな・・・はは・・は」
無理がたたったのか、青龍は気絶してしまった
紅蓮「青龍ー!!!」
アグラーヤ「酷い怪我よ・・・早く手当てを。」
「・・・・・」
「・・・い・・・りゅう・・・」
「青龍!!」
青龍「はっ!」
アグラーヤ「気がついたようね。私の治癒能力を持ってしてもかなり時間がかかったわ。」
ふと気がつけば、俺は人里離れた山に運ばれていた。
妙に心地よい川の流れる音がする
紅蓮「たくよ。おめぇは血が上るとすぐ無茶するんだからよ・・・」
青龍「んだと、そのおかげでミュウツーのときおめーは・・・て、お前は・・・」
叢雲もついてきていた
青龍「お前は、たしかストライク族の・・・叢雲とか言うやつだっけ。」
叢雲「拙者、まだまだ未熟の身、しかしお主たちと拙者、目的も同じ。先ほど紅蓮殿から聞いた。
拙者も世界の混沌を防ぐと言われる代物、天界の笛を探し求めておるのだ。」
紅蓮「こいつもお供になってくれるとさ、青龍。今は少しでも仲間が多い方が良いぜ。」
青龍「そうか、ありがとな、叢雲とやら。」
叢雲が仲間に加わった。パラララッタッタッターン
紅蓮「なんでドラクエなんだよ!しかもレベルアップの音じゃねぇか!アホ作者!」
青龍「ま、これで仲間は四人!心強いってもんだぜ!!」
紅蓮「よし、とにかく天界の笛求めて、旅に出るぜ!!」
その時、上空から黒い影
黒いリザードンが紅蓮の目の前に舞い降りた
青龍「黒いリザードン!?」
- 12 :カロリス :2007/05/15(Tue) 00:07:03 ID:mhFtpQLo
- 第九話 戦争
紅蓮「なんだぁ?おめぇは。」
漆黒「私の名は漆黒・・・紅蓮とやら・・・お手合わせ願おう!」
紅蓮「なんだ、こいつ・・!いきなり!!だが売られた喧嘩は買うぜ!!」
紅蓮の鋭い爪が謎のリザードン、漆黒を斬りつけようとする
漆黒「甘い・・!」
目にも止まらぬ素早さで、スラスラと攻撃をかわす漆黒
紅蓮「な、!素早い!!!」
漆黒の尻尾の炎が激しく燃え上がる、そして
漆黒「ブラストバーン・・・!」
地獄の業火のようなブラストバーンが紅蓮目掛け遅い来る
紅蓮「ぐあっ!!」
本来炎属性である紅蓮に、炎属性の技であるブラストバーンは効果は今ひとつのはず、にも関わらず大ダメージを受けた
紅蓮「お、お前は一体・・・!」
漆黒「何れ分かる時が来る。その時までにはもっと己を鍛えておくのだな・・・」
そう言い残し、漆黒は去った
アグラーヤ「紅蓮!大丈夫!?今すぐ手当てするわ!」
紅蓮「わりぃな・・・頼むぜ・・・」
青龍「・・・!」
叢雲「む・・この感覚!」
アグラーヤ「どうしたの?、二人とも」
青龍「嫌な風だ・・・かなり激しいぜ・・・」
叢雲「拙者も嫌な予感を感じる。」
ラティアス「兄さん・・!駄目だよ・・・すごく恐ろしいことが起ころうとしているよ!」
ラティオス「俺も分かっている・・・くそっ、なんて愚か者な奴らなんだ!!」
「攻撃対象、ロックオン・・・攻撃開始・・・」
ズド!!ズドォォォーーン!!
青龍「な、なんだ!なんだ!?」
紅蓮「人間のふもとでなにやら起こっている!」
アグラーヤ「人間のふもとだけじゃないわ・・!ここもじきに危ないわ!」
叢雲「良い隠れ場所を知っている・・・しばらくはそこで身を隠すのだ。」
戦争が始まったのだ
愚かな人間達は、再び過ちを繰り返すのであった。
人間世界は、愚かな者たちのせいにより、再び乱戦の時期を迎えていたのだ
「各自!Aシティへ空爆開始!」
「戦闘機だ!!空爆がくるぞ!!」
「うぁぁぁぁぁ!!!!」
降り注ぐ空爆
燃え盛る街
「死ね死ね死ねぇぇぇーー!!!」
ドガガガガガガ!!!!
吹き荒れる銃声
街中は血の海と化した
続く
- 13 :カロリス :2007/05/27(Sun) 10:45:41 ID:UJoMiNBI
- 第十話 天変地異
「さぁやれ!軍事育成ヘルガー達よ!この国の人間どもを食っちまえ!!」
ヘルガー「がるるるるるぅ・・・がぁぁぁぁ!!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!」
軍事用に育てられた凶悪なポケモン達の襲来
「わが国とて、このままおとなしく、やられてたまるか!最終手段だ!!」
核兵器である
「なんだと?A国め、そちらがその気であるのなら、こちらも容赦はしない!核兵器発射!!」
核のホロコースト
地球環境はすでにズタズタであった。
そして、その時
愚かな者達は遂に地球の神々の逆鱗に触れた
???「ぐわぁぁぉぉぉーーーー!!!!」
日本
「た、大変です!!今まで休火山であった富士山がいきなり大噴火を!!!」
「噴火による黒雲、さらに規模を拡大!!異常な規模です!!このままでは日本全土が覆われます!」
「もうおしまいだ・・!戦争なんて・・・馬鹿げた事するから・・・天罰が下ったんだ!」
日本壊滅
また、B国では
「異常な大津波です!!このままでは街全てが水没・・・ザザーーーーー・・・ブツ!」
B国水没
更に、北極、南極では異常な熱波により、氷が全て溶けはじめ、全世界の水かさが増した
勿論、水没してしまう国などもあった
さらに世界規模の巨大台風、超巨大竜巻、大地震などが頻繁に見られるようになっていき、もはや人類は戦争どころでは無くなっていた。
叢雲の言っていた隠れ場所、人間が残していった地下シェルター。
そこから約1年ぶりに外へ出た紅蓮達一行
紅蓮「こ、これが、親父の伝えたかったこと・・・なのか?」
アグラーヤ「ひ、酷いわ。これが、地球なの・・?」
青龍「くそ、もう手遅れなのかっ・・・!」
叢雲「このシェルターがある場所まで水没しなかっただけでも運が良かったものだ。」
ラティオス「あぁぁ!!神々が・・・!怒っている!!!」
「き、規格外の大地震!!なにか来るぞ!!」
「レーダーに巨大熱源反応!!地下から何か来ます!!」
ズドォォォーーー!!!
地下からマグマと共に突如出現した、全長100m以上はあろうかと思われる巨大生物
大地の神グラードン
「海上で、水の竜巻だと!?」
ギュルァァァァーーー!!ザバァァァーーー!!!
水の竜巻から姿を現すは、これまた全長100m以上ある巨大生物
海の神カイオーガ
大洪水、巨大竜巻、地獄のように激しい雷
そして、その黒雲から現れる、全長約2000mの超巨大生物
天空の神レックウザ
ラティアス「巨大よ・・・この力とんでもなく・・・私たちの力では、とても抑えられるものじゃないわ・・・」
ラティオス「世界の、終わりが来たのか・・・」
続く
- 14 :カロリス :2007/05/27(Sun) 10:52:18 ID:UJoMiNBI
- 第十一話 凶悪な訪問者
「あきらめてどうすんだよおめぇら!」
ラティオス「その声・・!」
ラティアス「紅蓮さん達!」
紅蓮「よぅ、おめぇら。俺らポケモンの力では神の怒りを沈めるなんて無理に決まってんだろ。」
ラティオス「ならどうしろというのだ・・・」
紅蓮「天界の笛だ。」
ラティオス「天界の笛?噂に聞いたことがあるな。神々の更に上に神たちの神が居るという・・・そいつはその神を呼び寄せるための・・・」
紅蓮「そうだ。そんでもってそのいっちばん偉い神さんってのをよ、呼び出して、この混沌を沈めるってことだよ。」
ラティオス「そうと決まれば、お前たちと共に行動を取らねばならんようだな。」
青龍「ラティアスお嬢さん。また会えましたね。さぁ、今度は俺といっsy」
バチン!!
アグラーヤの尻尾ビンタが青龍の顔に炸裂
青龍は鼻血を流した
アグラーヤ「・・・この前は私にメロメロだったくせに・・・」
青龍「す、すんません」
紅蓮「ラティオスよ、あんた、この前会ったとき、ものすげぇ速度で飛んできたよな。つまりスピードには自信あり、だろ?」
ラティオス「ん、まぁな・・・多少は。」
紅蓮「じゃあこの地図渡すぜ、お前の猛スピードだとすぐに天界の笛の在り処までたどり着くだろ。早急に取ってきてくれねぇか!?」
ラティオス「この際しょうがない。承知した・・」
ラティアスがガタガタ震えている
まるでとてつもなく恐ろしい戦慄を見たかのように
ラティオス「ラティアス、どうしたんだ?」
ラティアス「兄さん・・・怖いよ・・・とてつもなく大きいよ・・・巨大で邪悪な力が・・・迫ってくる・・・・・もう駄目よ・・・どうしようもない・・・」
ラティオス「何!?」
雲の切れ目に見える流れ星
叢雲「ん?流れ星か。にしては・・・なんかデカいな」
紅蓮「なんかどんどんデカくなってきてるぞ・・!?」
アグラーヤ「これってもしかして・・・」
青龍「おいおい!!!落ちるぞありゃ!!!!」
雲をつっきり、流れ星は遥か向こうの大地に落下し、大爆発をおこした。
その爆炎の中から、光速に近い物凄い速度で、何らかの物体が大地の神目掛けて飛んでいった
その瞬間
ドゴォォォォーーー!!!
大地の神の全長100m以上あろうかという巨体が一瞬にして粉々に粉砕された
大地の神が死んだ
大地は無残にも、草木が枯れ果て、死に絶え、何も無い不毛の砂漠と化していった
一同「なっ!?」
ラティオス「あぁぁぁ・・・!!!神が!!!なんということだ!!!これではバランスが崩れ・・・いずれ地球が・・・崩壊してしまう・・・!!!」
一同「なんだって!?」
???「フシューーーー・・・・・」
カイオーガ「今、大地が死んだ・・・大地を殺した奴・・・地球の者ではないな・・・」
レックウザ「我ら地球の神をこともあろうに殺すとは・・・このままでは地球のバランスが崩壊する・・・」
???「・・・滅・・・・・・」
紅蓮達は何もできないでいた。
自分たちとはまるで次元の違う圧倒的力を持つ神々、その神の内の一体を瞬時に殺害した謎の生物
それは地球という惑星そのものをも破壊することが可能という意味を指す
そんな別次元のとんでもない超生命体にはむかった所で、瞬殺されるのは誰の目にも明らかであった
ラティオス「この感じ・・・イレギュラー・・・!だが、今までのとはスケールがまるで違う・・・!」
青龍「見りゃわかんだろ!!あの神をたった一撃で粉砕しやがったんだぞ!!」
紅蓮「俺たちは、ただ見てるだけしかできねぇのか・・!ちくしょう!ちくしょう!!」
叢雲「まさに、残ってる二体の神頼みだな・・・」
カイオーガ「どこの星から来た者か知らぬが、この星を破壊させはせん・・!」
続く
- 15 :カロリス :2007/05/27(Sun) 10:54:58 ID:UJoMiNBI
- 第十二話 破壊神
カイオーガの必殺技、潮吹きが吹き荒れる
???「・・・・・」
謎の生命体はことごとく潮吹きを回避する
そして光速に近い速度で海の神、カイオーガに接近する
???「滅セヨ・・・」
ドガァァァァァ!!!!
今度は海の神、カイオーガがあっというまに粉砕された
地球の神々を軽々と殺害してゆく圧倒的戦闘力、まさに別次元のものであった
レックウザ「・・・・!!!海まで死んだというのか・・・!」
ラティアス「あ・・・あぁぁぁ!!!」
相手の危険な力を敏感に感じ取るラティアスは、もはやこの世のものとは思えぬ戦慄を体感していた。
気がおかしくなりそうな程の
ラティオス「また・・・・神が・・・死んだ・・・もう・・・おしまいだ・・・こんなイレギュラーは・・・俺たちにも・・・」
レックウザ「そこまでだ・・・!!この星をこれ以上破壊させん!流星群!!」
天空の神の必殺技、流星群
天空より、無数の流星が謎の生命体目掛けて降り注ぐ
???「・・・・・」
しかし、謎の生命体の速度は遂に光速に達し、姿が瞬時に消えた
そして一瞬にして天空の神、レックウザの目の前に
レックウザ「な・・・そんなことが・・・」
???「・・・滅セヨ・・・」
ザシャァァァ!!!
次の瞬間、全長約2000mもある巨体、レックウザが真っ二つになり、地面へと落下していった
一同「・・・・!!!!!」
ラティアス「い、いやぁぁぁぁぁ!!!!!」
ラティオス「全ての・・・神が・・・死んだ・・・」
青龍「ど、どうなっちまうんだよ・・!」
ラティオス「全ての神が死んだということは・・・大地、海、大気、全て失うということ・・・つまり・・・世界の終わり・・・」
紅蓮「このまま、俺たちは指くわえて、地球が滅びるのを見てろってのかよ・・!!ちくしょう!!!」
紅蓮が謎の生命体に向かって飛んでいった
アグラーヤ「無茶よ!!死ぬ気!?やめてお願い!!」
無謀だということは紅蓮にも分かっていた。しかし、プライドの高い紅蓮には、指をくわえて見ているだけというのはどうしてもできなかった。
???「・・・クズガ・・・マタ一匹来タカ・・・」
紅蓮「俺は誇り高いリザードン族の男!紅蓮だ!!てめぇは何もんだ!?」
ゼロ「我ガ名ハ、破壊神ゼロ・・・全テヲ無ニスルモノ・・・」
破壊神ゼロ(デオキシス)
宇宙有機物が宇宙光線を浴びて、突然変異により生まれたイレギュラー
極めて攻撃的な性格
本来、生物には誰にでもある筈の善なる心を全く持たない。破壊衝動のみで動く破壊神
必要に応じて自分の姿を変化させることが可能
地球に来るまでにすでに数々の星を死の星に変えてきたという
紅蓮は本当は怖くてしかたなかった。震えて身動きさえ取れないような恐怖に襲われていた
だが、彼のプライドのみが彼を突き動かしていた
続く
- 16 :カロリス :2007/05/27(Sun) 12:01:25 ID:UJoMiNBI
- 第十三話 カタストロファー
紅蓮「燃え盛る業火!大文字!!」
ゼロ「フォルムチェンジ・・・スピード」
紅蓮「奴の、姿が変わった!?」
スピードフォルムに変化した
光速に近いスピードで動くゼロに、攻撃を当てる所か、姿を見ることさえできない
ゼロ「フォルムチェンジ・・・アタック」
瞬時に紅蓮の目の前に迫ったゼロは、紅蓮に攻撃を仕掛けようと手燭を伸ばしてきた
紅蓮「もはや・・・ここまでか・・・!」
???「ブラックバースト!!!」
ゼロ「!?フォルムチェンジディフェンス!バリアー・・・!」
ゼロに巨大な黒い球体が激突、大爆発を起こす
紅蓮「あ、あの技は!!ミュウツーの!!!」
紅蓮の目の前にミュウツーがゆっくりと舞い降りた
ミュウツー「安心しろ。今回は敵ではない・・・私は助けに来た・・・」
ゼロ「・・・ナカナカノ戦闘能力ダナ・・・」
ミュウツー「よくもやってくれたな・・・この星を・・・」
???「紅蓮・・・私が必要な時がやってきたようだな・・・」
ミュウツー「私は・・・ミュウとともにこの星の美しさを、見てきた。それを・・・めちゃくちゃにするとは・・・愚かな・・・!」
ゼロ「愚カ・・・?何ダソレハ・・・?」
ミュウツー「ちっ・・・!ブラックバースト・・・!!!」
ゼロ「馬鹿メ・・・二度モ同ジ手ニハ引ッカカランゾ・・・フォルムチェンジ・・・スピード」
光速に近いスピードで動き回るゼロに攻撃を当てる事は愚か、目でその姿を確認することさえ不可能
ミュウツー「・・・!こちらから来る!テレポート!!」
ミュウツーは目ではなく、相手の気配で位置を把握していたのだ
どれほどすばやく動こうが、これならば関係ない
ミュウツーは瞬時にゼロの背後に回り込んだ
ゼロ「何ダト・・!」
ミュウツー「ブラックバースト!!!」
青龍「よっしゃ!!直撃だ!!」
大爆発が巻き起こる
ゼロ「コノ我ニダメージヲ負ワセルトハ・・・許サン・・!!!」
ゼロは自己再生で傷ついた体を回復させてゆく
そして、ゼロの目つきが変わった
体の中心部にあるコアのような物にエネルギーを集中させている
ミュウツー「・・・!!!このとてつもないエネルギー!!!そこのポケモン達!この場から離れろ!!!」
ラティオス「い、いかん!!逃げるぞ!!!皆!!!」
青龍「空飛べないアグラーヤお嬢さんは俺に乗りな!」
アグラーヤ「そ、そうさせてもらうわ・・・」
叢雲「いかん・・!一刻も早く身を引いた方が良さそうだ!」
ゼロの全身に眩い光が包み込む
ゼロ「カタストロファー!!!」
ミュウツー「・・・!!!」
ズォッ!!!!
ドガァァァァァーーーーー!!!
地球半分が崩壊するほどの、創造を絶する惑星規模の大爆発が巻き起こる
「うわぁぁぁぁぁ!!!!」
青龍達はその衝撃で吹き飛ばされる
ゼロ「・・・流石ニコレヲ喰ラッテ生キテハイマイ・・・」
続く
- 17 :カロリス :2007/05/27(Sun) 12:06:13 ID:UJoMiNBI
- 第十四話 表と翳と繋がるとき
しかし、ミュウツーはとっさにバリアを張って何とか防いでいた
紅蓮もそのバリアに包まれており、無事であった
紅蓮「サンキュー!ミュウツー!恩にきるぜ!!」
ミュウツー「く・・・ぐふ・・・・今の爆発を耐えしのぐだけのバリアを張ったのは良いものの、かなり体力を、消耗してしまった・・・」
ゼロ「我ノカタストロファーヲ耐エヌイタ事ハ褒メテヤロウ・・・シカシ、モハヤ貴様ノ体力ハ殆ド残ッテイルマイ・・・ドチラニシロ次デ最後ダ」
ミュウツー「くっ・・・」
万事休すか
しかし、そのときである
上空から舞い降りる黒いリザードン
漆黒である
紅蓮「おめぇ、あの時の!!」
漆黒「情けないな・・・何も出来ないとは。以前と何も変わってないではないか・・・それでも誇り高いリザードン族か。」
紅蓮「るせーよ。あいつの戦闘能力から考えりゃ当然だろ。」
漆黒「・・・語ろう・・・お前と私はもともと一心同体・・・私はお前の翳なる心から生まれた・・・
恐らく、これからお前達が出会うであろう悪魔の影響でな。」
紅蓮「なにぃ!?」
漆黒「私たちは・・・再び一つになるのだ・・・そうしなければ・・・あいつは倒せない・・・」
紅蓮「なんか、気が進まねぇが・・・この際仕方がねぇ。それしか方法がねぇんだったら!」
漆黒「掴め、私を・・・私の体を、力を、お前にやろう!」
カッ!!!
眩い光りが紅蓮を包み込む
紅蓮「・・・今までの俺とは違うみてぇだぜ・・・!」
紅蓮の尻尾の炎がより激しく燃え上がる
ゼロ「死ネ・・・」
ミュウツー「くそ・・・」
「ブラストバーン!!!」
全てを焼き尽くす煉獄火炎がゼロ目掛けて襲い掛かる
ゼロはミュウツーに気を取られており、ブラストバーンをかわす事ができず、直撃した
ゼロ「ク・・・・グググッ!!!」
ゼロの半身が焼き尽くされた
あと一息だ
紅蓮が止めのブラストバーンを放とうとした次の瞬間
ゼロ「残念ダッタナ・・・」
自己再生である
黒こげになったゼロの半身の細胞が次々と復活して行く
そしてゼロは再び無傷になった
ゼロ「我ヲ止メル事ナド・・・不可能ダ・・・大人シク破壊サレヨ・・・」
紅蓮「そ、そんなバカな・・・!」
続く
- 18 :カロリス :2007/05/27(Sun) 12:11:44 ID:UJoMiNBI
- 第十五話 破壊神の最期
ゼロ「次ノカタストロファーハモハヤ止メラレマイ・・・滅セヨ・・・」
ゼロのコアが光り輝く、
カタストロファーの体勢にはいる
ミュウツー「はっ!!」
紅蓮「どうした!?ミュウツー!」
ミュウツー(光ったのは奴のコアか・・・?つまりは奴の心臓・・・それを潰しさえすれば・・・!)
「やっと分かった・・・あいつの倒し方が・・・」
紅蓮「それは本当か!?」
ミュウツーがテレポートでゼロの背後に回りこむ
ゼロ「無駄ナアガキヲ・・・」
ミュウツー「ブラックバースト!!!」
ミュウツーのブラックバーストがゼロに直撃、ダメージを受けるが
ゼロ「無駄ダト言ッテイル・・・自己再s」
ミュウツー「未だ!!紅蓮!!」
紅蓮「ブラストバーン!!!」
ミュウツーのブラックバーストと紅蓮のブラストバーンを両方受けたゼロは大爆発をおこし、バラバラになった
そしてコアのみが地面に転がり落ちた
ゼロ「クックック・・・無駄ダト言ッテイル・・・幾ラバラバラニナロウト我ハスグニ復活スルト・・・」
ミュウツー「今だ!!!紅蓮!!そのコアが奴の弱点!!やるのだ!!!」
紅蓮「うぉおおおおお!!!」
ゼロ「ナ、シマッタ!!!」
紅蓮「エアスラッシュ!!!」
スパァーン
紅蓮のエアスラッシュでゼロのコアは真っ二つに割られた
ゼロ「グアッァァアアアア!!!」
紅蓮「こんなコア!二度と復元できんように燃やし尽くしてやるぜ!!!」
紅蓮は真っ二つになったゼロのコアをブラストバーンで焼き尽くした
ゼロ「グゥァァァァッァァァァァァァァァ・・・・ァ・・ァ・・・・・」
ラティアス「巨大な邪悪な力・・・消えたよ・・・」
ラティオス「どうやら上手く奴を倒せたようだ・・・」
アグラーヤ「それじゃ!?」
青龍「流石紅蓮とミュウツーだぜ!!!!」
叢雲「おみごとなり・・・」
一同「よっしゃぁぁぁぁ!!!!」
続く
- 19 :カロリス :2007/05/27(Sun) 12:14:50 ID:UJoMiNBI
- 第十六話 止まらない崩壊
ラティオス「喜んでる場合じゃないぞ!全ての神々が死んだ今!この地球は崩壊しようとしている!!」
紅蓮「そうだった・・・。ラティオス、こん中で一番早いのはおめぇだよな?さっき渡した地図どおり、天界の笛の場所まで行って取ってきてくれ。」
ラティオス「今更・・・もう手遅れd」
紅蓮「何弱音吐いてやがる!!さっさと行け!!」
ラティオス「ちっ、しょうがないな・・・」
ラティアス「あ、兄さん、私もいくわ。」
ラティオス「すまんな・・・」
二兄妹は全速力で天界の笛を記された地図どおりの場所へ行った
ラティオス「この地図に書いてある通りだと、もうそろそろのはずだが・・・変だな・・・何も無い・・・」
ラティアス「兄さん!結界が張ってあるんだよ・・・!こっちの森から・・・何か大きな力を感じる・・・」
ラティオスはラティアスの導きどうり、後をついていった
不気味な雰囲気がする森をぬけ、その先には、湖があった
ラティアス「う・・・気持ち悪い・・・ここよ・・・ここのはずよ・・・」
ラティオス「・・・なんだ。この気持ち悪い空気は・・・」
ラティアス「湖の側に、洞窟があるわ・・・そこから・・・大きな力を感じる・・・」
ラティオス「よし、行くか。恐らく天界の笛と何か関係がある筈だ!」
もどりの洞窟
そこは、あらゆる生命の終わりを司る場所
地面には生物の骨が転がり、怨霊もあちこちに飛び交っている
霊力の強い者であらば、入った瞬間吐き気がするという
ラティオス「なんだここは・・・気味の悪い場所だな・・・まるで古代の墓場だ。」
ラティアス「だめだ・・・兄さん・・・この洞窟・・・最深部に巨大な力は感じるんだけど・・・空間が捻じ曲がっていて・・・よく分からない。」
ラティオス「空間が・・?まてよ、この壁に何か書いてある・・・」
「・・・3本の 柱を 抜けて・・・ ・・・に・・・ を捧げる・・・ ・・・が 30を 超える前に・・・」
ラティオス「何のことだ・・・?文字が途中で擦れて見えなくなっているが・・・まぁいい。とりあえず進んでみよう。ラティアス、
迷わないように俺にしっかりくっついて来るんだぞ。」
ラティアスとラティオスはやみくもに入り口を見つけては中に進んでいった
ラティオス「なんだここは、さっきも来た場所じゃないか・・・どうなっている?さっきは右から入ったのになんでまた右から出てくるんだ?」
ラティアス「空間が捻じれてるんだよ・・・行けども行けどもきりが無いよ・・・」
ラティオスの額に冷や汗が出た
ラティオス「ちょっとまて・・・それってひょっとすると。ヘタすりゃ永久に出られない・・ってことじゃ・・?」
ラティアス「かもね・・・私たちももしかするとそこらに転がってる骨の仲間入りになるかもぉ?・・・」
ラティオス「嫌だぁぁぁーーー!!うぉぉぉ!!死ぬ気で引き返すぞ!!!ラティアス!!!ついて来い!!」
ラティアス「ぇ、でも天界の笛は?」
ラティオス「ここで骨になっちまったらもともこもねぇだろぉぉ!!」
ラティアス(兄さん・・・焦ってる・・・なんか可愛い) (ぇ
ちょっと兄をからかうラティアス
がむしゃらに出入り口を行き来するラティオス、そうしたらなんと
中で巨大な何かが蠢いている
そして巨大な何かは、紅い目を光らせ、こちらを向いた
???「・・・・・なんだ・・・お前たちは・・・」
ラティオス「あ、あ、あ、あ、あ・・・化け物ぉーーー!!!」
気が動転しているラティオスは何がなんだかわからんかった
そして気を失った
ラティアス「貴方はもしかして、生命を司る冥界の神、ギラティナ様では・・?」
ギラティナ「・・・確かに私は冥界の神、ギラティナ・・・お前たちは何をしに来た?」
ラティアス「天界の笛というものを探しておりまして、地図にはこの辺りにあるということに。」
ギラティナ「天界の笛・・・確かに私が所持しておる・・・必要ならば授けよう・・・ただし条件がある・・・」
ラティアス「条件・・・?」
ギラティナ「試練を受けよ・・・ただし・・・それは生死にも関わる非常に困難な試練だ・・・覚悟は良いな?・・・」
続く
- 20 :カロリス :2007/05/27(Sun) 12:17:55 ID:UJoMiNBI
- 第十七話 試練を乗り越えて、現る神
ラティアス「はい!覚悟なら出来ております!今は世界の存亡に関わってますから!」
ギラティナの紅い目が光ったとき、
辺り一面は綺麗な花畑、流れる綺麗な川
ラティオス「は・・・ここは・・・」
ラティアス「兄さん、気がついたのね」
ラティオス「あー、綺麗な花畑・・・綺麗な川・・・て、三途の川!!?」
ラティアス「兄さん、これは冥界神、ギラティナ様の試練。」
ラティオス「冥界神?ギラティナ様?もしかしてさっきの化け物か・・・?」
ラティアス「気をつけてね・・・命に関わる試練よ・・・でもこれをこなせば天界の笛を授けてくださるの・・・」
ラティオス「なるほど、この試練とやらをこなせば天界の笛が手に入るのか・・・受けてたとう・・て、おい!ラティアス!!」
ラティアスはニコニコしながら花畑の花を摘んでいる
ラティアス「綺麗な花ね・・・w」
「ケケケケケ・・・」
しかし、突如その花は妖怪に変化、ラティアスに襲い掛かる
そして花畑の花は全て妖怪、全ての妖怪がラティアス目掛け遅い来る
ラティアス「な、なによこれ!!」
ギラティナ「それが試練、その妖怪どもはピラニアのように凶暴なものだ。少しでも油断すると食われて骨になってしまうぞ・・・
さぁ、そこから生きて此処へ戻ってくるのだ・・・」
ラティオス「ラスターパージ!!」
ラティオスのラスターパージが花の妖怪を粉砕していく
しかし、まだまだこの妖怪達は大量に襲い掛かってくる
ラティオス「くそ、これではキリがない・・・!ん・・?」
ラティオスが目にしたのは三途の川
その川には大量のサメハダーとキバニアの亡霊たちが飢えた表情をしながら泳ぎ回っている
ラティオス「これだ!!ついてこいラティアス!!」
ラティオスは三途の川目掛けて飛んでいった。
花の妖怪達もすかさずラティオス達の後を追って迫り来る
ラティオス「餌をくれてやるぞ!!」
大量のサメハダーとキバニアの亡霊達が花の妖怪達を食い荒らす
みるみるうちに花の妖怪はサメハダーとキバニアの亡霊に食われて姿を消した
サメハダーの亡霊「げぷっ美味かったぜぇ」
キバニアの亡霊「またゴチソウしてくれよな」
ラティオス「作戦成功!」
辺りは再びもどりの洞窟、ギラティナの目の前に戻った。
ギラティナ「本来お前たちを妖怪と共に襲う筈である亡霊達を逆に利用するとは・・・お前たちには勇気も知識もあるらしいな・・・
よろしい・・・では天界の笛を差し上げよう・・・洞窟の出口までは、私が移動させてやろう・・・」
ギラティナが念じた瞬間、ラティオスとラティアスは洞窟の出口の目の前に立っていた
天界の笛を手に入れたラティオスとラティアスは、大急ぎで紅蓮達のもとに戻るのであった
ラティオス「紅蓮ーーー!!」
ラティアス「紅蓮さん達ーー!!」
紅蓮「よう、遅かったじゃねぇか。」
ラティオス「天界の笛は、手に入れた・・!」
叢雲「見ろ、海が、消えてゆくぞ・・・!急ぐのだ!」
紅蓮「よし、貸せ、ラティオス。」
天界の笛の音が響き渡った
空に切れ目が入り、空間が歪み始める
過去と未来の映像が大空全体に映し出される
ズゴゴゴゴゴゴゴ
続く
- 21 :カロリス :2007/05/27(Sun) 12:21:06 ID:UJoMiNBI
- 第十八話 蠢く翳
捻じれた空間から空間神、パルキアが姿を現す
過去と未来の時間の狭間から時間神、ディアルガが姿を現す
パルキア、ディアルガ「・・・我らの眠りを妨げてまで・・・何用だ・・・」
紅蓮「今、神々の力が必要なんだ!!この星を救うためには、あんたら神たちの力が!!」
ラティオス「見ての通り!今この星は崩壊しようとしている!、頼む!!貴方たちの力で!地球の神々を復活させてください!!」
パルキア、ディアルガ「・・・・・・・承知した・・・」
空間神パルキアと時間神ディアルガが、光となり、天へと昇っていく
次の瞬間、時空に裂け目ができ、その裂け目から惑星規模の巨大な神、全宇宙の創造主、アルセウスが姿を現す
「あぁ、神様だ・・・」
「神は本当に居たんだ・・・」
人間たちが驚きと感動に満ちている
惑星規模の大きさだ。人間達が驚くのも無理は無い。
アルセウス「この惑星全ての者たちに告ぐ・・・もう二度と愚かな行為を繰り返さないか?」
人間達は祈るような思いを込めて皆そろって「はい」と答えた
紅蓮「あたりめぇよ。俺たちはこの星を守っていく者だ」
叢雲「まことに・・・」
アグラーヤ「私もね。」
青龍「俺だってよ!!」
ラティオス「我ら夢幻族、貴方のような創造主に出会えて光栄です。これからも愚かな者が現れたときは我々が守っていきます。」
ラティアス「私たち兄妹は、生まれたときからその宿命を持っています。兄と共に守っていきます。」
アルセウス「・・・了解した・・・」
アルセウスから眩い光が放たれる
次の瞬間
干からびた海が蘇る
青さを失った空に再び青がもどる
不毛の砂漠と化していた大地には再び草木が生え始める
大地神グラードン
海神カイオーガ
天空神レックウザ
全ての地球の神々が蘇った
アルセウス「地球は復活させた・・・ではさらばだ・・・」
時空の裂け目が無くなり、アルセウスは姿を消した
紅蓮「へっ、全て、終わったな・・・」
青龍「やったな・・・」
アグラーヤ「良かったわね・・・」
叢雲「拙者、まだまだ未熟であると分かった・・・また旅に出るとしよう・・・」
ラティオス「皆のおかげだ。ありがとう。」
ラティアス「ほんと、おつかれさまw」
地球の神々の怒りも静まり、それぞれの役割を果たすため、自らのあるべき場所へ帰ってゆく
また、これまでの仲間たちもそれぞれの帰る場所へ帰っていった。
数年後
紅蓮「ほんとに、終わっちまったな・・・」
青龍「あぁ、終わったな。しかし、実はまだ気になることが残っていてな・・・」
紅蓮「なんだよ。地球も元通り、ゼロも消滅、もう何も恐れることなんてねぇじゃねぇか。」
青龍「初めて、ラティオスの野郎に会ったとき、奴の言っていた黒いなんたらってのがな・・・」
紅蓮「黒い・・・なんたら・・・?あぁ、そういや言ってたな。だけどそりゃ昔の話だろ?そんなん気にしてたらキリがねぇぜ。
な、アグラーヤ・・・」
アグラーヤ「・・・はぁ・・・はぁ・・・・うっ・・・ぐっ・・ぐふ・・!!」
アグラーヤの体中に黒いオーラが纏わりつき、アグラーヤが苦しんでいる。
紅蓮「アグラーヤ!?なんだ、これは・・・!」
ラティアス「あぁぁ!!こ、これは・・!!この邪悪な力は・・・!!」
ラティオス「間違いない・・・!奴だ・・・!!そんな・・・何故・・・!」
アグラーヤの瞳には大鎌をかまえた黒き翳が移っていた
続く
- 22 :カロリス :2007/05/27(Sun) 12:24:29 ID:UJoMiNBI
- 第十九話 ラストイレギュラー
アグラーヤの様態は悪くなる一方
紅蓮達は原因も分からず、どうすれば良いか分からなかった
叢雲「・・・嫌な予感がする・・・再び・・・」
紅蓮「おい!アグラーヤ!!しっかりしろ!!」
青龍「大丈夫か!!その苦しみ方はただ事ではないぞ!!」
アグラーヤ「ごめんね・・・心配かけて・・・けど・・・・も・・・う・・・・駄目・・な・・よう・・・げふぅっ!!」
アグラーヤは血を吐いて、首からも大量の血を噴出し、そのまま死んでいった
紅蓮「くっ・・・・・ちくしょぉぉぉぉぉぉ!!!!」
青龍「こんなこと・・・」
ラティオス「紅蓮っ!!青龍っ!!」
ラティアス「紅蓮さん達!!」
紅蓮「ラティオス・・・アグラーヤが・・・なぁ、嘘だろ・・・こんなこと・・・」
青龍「・・・・・」
ラティオス「ちっ・・・一足遅かった・・・」
ラティアス「そんな・・・」
紅蓮「アグラーヤの体に黒いオーラが纏わりついてやがったんだ・・・それから苦しみだして・・・もう・・・」
ラティオス「奴だ。黒い・・・悪魔・・・!」
青龍「そういや、あんたら、あの時そんなこと言っていたな・・・」
ラティオス「馬鹿な・・・奴は・・・1300年前、俺達夢幻族の伝説の勇者、ハルバードによって封印されたはず・・・」
1300年前、夢幻族と人間が共存する水の都にて、黒い悪魔が現れた
黒い悪魔は、次々と人間とポケモン達を虐殺していった
それを阻止するため、夢幻族の勇者、ハルバードが黒い悪魔に戦いを挑んだ
想像を絶する死等の末、黒い悪魔は伝説の剣、光の剣にて封印され、この物語は伝説として語り継がれた
そして、その伝説の勇者ハルバードの血を引くものが、このラティ兄妹である
再び蘇るかもしれぬその脅威から、世界を守る宿命を託された
紅蓮「そんな事件があったのか・・・」
青龍「しかし、そんな奴が何故今頃・・・」
次は青龍の瞳に黒い翳が蠢く・・・
ラティオス「いかん!!」
ラティオスは何やら呪文を唱え始めた
すると青龍の体から黒い悪魔がその姿を現した
青龍「こ、こいつは・・!こんなやつが俺の体の中に!!」
ラティオス「やはり・・・!貴様は伝説の黒い悪魔事件の・・・!」
ラティアス「・・!!何!?・・・この凍りつくような・・・おぞましい邪悪な力・・・!!・・・怖い・・・」
紅蓮「き、貴様がアグラーヤを殺しやがった張本人ってわけか・・・っ!お前は何者だ!!!」
デュオ「我は黒い悪魔。名はデュオ・・・1300年ぶりの殺戮ショーは満足いただけたかな・・・?」
黒い悪魔デュオ(ダークライ)
1300年前に、勇者ハルバードにより封印されたイレギュラー
相手の精神に干渉し、内部から殺害することが可能
それ以外にも、自らが持つ大鎌で直接虐殺したりなど、
まるで生命を殺すことを楽しむかのようにあらゆる生物を殺しまくっている
さらに、実体を持たず、死ぬことが無い
これまでのイレギュラー史上、最も凶悪な性格の持ち主だ
紅蓮が激しい怒りに打ち震え、尻尾の炎が激しく燃え上がる
紅蓮「ゆるさねぇ・・・ゆるさんぞこの糞下衆がぁぁぁ!!!」
紅蓮はブラストバーンを放つ
しかし実体が無いデュオには全くダメージは無い
今度はデュオが紅蓮目掛けて向かってくる
ラティオス「いかん!!精神に入られる!!」
ラティオスが紅蓮の前に立ちはだかる。盾となったのだ。
盾となったラティオスに、デュオは容赦なく精神干渉を行う
ラティオス「がふっ!!!あぁぁっぁぁ!!!」
ラティオスの体からは黒いオーラが、アグラーヤの時と同じだ
ラティオスの瞳には大鎌を持った黒い翳が
続く
- 23 :カロリス :2007/05/27(Sun) 12:28:32 ID:UJoMiNBI
- 第二十話 悪魔
ラティアス「兄さん!!!」
紅蓮「ラティオス!!!」
ラティオス「・・・やられる!!」
「翳斬り!!」
その瞬間、デュオの体の一部に微かな切れ目が
デュオ「この我にかすり傷を負わせるとは・・・何者!!」
怒りにより、デュオがラティオスの精神から飛び出した
叢雲「修行の成果、有り・・・」
紅蓮「叢雲!!」
叢雲「久しぶりだな・・・お主たち。」
ラティオス「すまない・・・助かった。しかし、あの実体を持たない、翳だけの存在であるデュオを・・・一体どうやって」
叢雲「翳を切り裂くには翳を使う、拙者が数年かけて編み出した、新技、翳斬りなり・・・」
デュオ「何か知らないが、気に入らんな。我の体にかすり傷を負わせるとは・・・まずお前から血祭りにしてやろう・・・」
デュオが翳から作られた大鎌を構え、叢雲に向かっていく。
叢雲も、翳斬りで迎え撃つ
ガキィ!!
鎌同士が激しくぶつかる
デュオ「ほほぅ、只者では無いようだな?」
叢雲「拙者とて、伊達に修行をしてきたわけではない・・・!」
デュオ「ではこうしたらどうなるかな・・・?」
叢雲「!!!」
デュオが叢雲の精神に干渉した
もがき苦しむ叢雲
ラティオス「いかん・・!」
ラティオスが呪文を唱える
しかしデュオは出て来ない
ラティオス「そ、そんな馬鹿な!?」
デュオ「もうお前の力では我に通用しないのだよ?さっきはわざと出てきてやっただけさ・・・
さて、叢雲とかいう奴?苦しいか?もっと苦しめてやろうか?」
叢雲「あぁぁああぁぁぁああっ!!!」
デュオ「良いねぇ良いねぇ!!その苦しむ声!生物の苦しみこそ我が至高の喜び!!」
叢雲「ぐぅ・・・・・・・・・・」
叢雲はあまりの苦しみのため、気絶してしまった
デュオ「なんだ・・・もう駄目になってしまったか・・・使えない玩具は、廃棄処分しなければなぁ!!」
ぐしゃぁ!!!
次の瞬間、叢雲は体中を内部から切り刻まれ、大量に血を噴出しながら、絶命した
デュオ「ふはははははは・・・!!あーっはっはっはっは!!!」
デュオの狂喜が辺り一面にこだました
続く
- 24 :カロリス :2007/05/27(Sun) 12:31:34 ID:UJoMiNBI
- 第二十一話 絶望の中の光
紅蓮「く・・・・!」
青龍「そんなっ・・・!」
ラティアス「い、いやぁぁぁぁぁ!!!」
ラティオス「こ、こいつ・・・いい加減にしやがれ・・・!」
デュオ「さて?そこの夢幻族の男、お前、1300年前、我を封印した夢幻族の男に似ているな・・・気に入らん・・・」
デュオの眼差しがラティアスに向けられる
ラティアス「・・・ぇ?」
デュオ「お前の一番大事なものはなんだ?こいつだな?」
ラティオス「やめろぉぉぉぉーーーー!!!」
デュオがラティアスに迫り来る
その時である
ラティアスを掴み、飛び去る白い影
デュオ「なんだ?お前は・・・」
紅蓮、青龍「ミュウツー!!!」
ミュウツー「折角蘇った平和を、美しい地球を、貴様のような奴に汚されるわけにはいかない・・・」
デュオ「ふん・・・そんなこと言ってられるのも今のうちだ・・・せいぜい今のうちにかっこつけておくんだな・・・」
紅蓮「ミュウツー!気をつけろ!!そいつは翳で出来ていて実体が無い!翳以外の攻撃は通用しないぞ!!」
ミュウツー「ならば、」
ミュウツーの両手に黒い塊が出来始め、どんどん巨大化していく
デュオ「ほぅ・・・」
ミュウツー「ブラックバースト!!!」
ミュウツーのブラックバーストがデュオに襲い掛かる
しかし、デュオは薄ら笑いを浮かべている
デュオの体から黒い邪悪なオーラが漂い始める
デュオ「ダークネスバスター!!!」
巨大シャドーボール、ブラックバーストと悪意の塊、ダークネスバスターが激突する
ミュウツー「くっ・・・なんというエネルギー!!!」
デュオ「その程度か?もっと本気で行くぞ・・・?」
ミュウツー「何!これでも本気でないというのかっ!ぐぉ!」
ブラックバーストが弾き飛ばされ、ダークネスバスターがミュウツーに直撃し、大爆発を起こす
爆炎の中から何とか出てきたミュウツー、しかしすでにズタボロである
ミュウツー「・・・くそ・・・!」
デュオ「終わったな・・・止めだ」
デュオがミュウツー目掛けて精神干渉をしようと、迫り来る
紅蓮「ミュウツー!!!」
ミュウツー「これまで・・・か・・・」
そのときである
空から一筋の光が
???「ラティオス、ラティアス、そして選ばれし者達よ・・・」
一同「だ、誰だ?」
ハルバード「我が名はハルバード・・・」
ラティオス、ラティアス「貴方は、あの、勇者ハルバード!?」
デュオ「き、貴様は・・・1300年前我を封印した、あの忌々しい・・・」
ハルバード「奴は実体をもたない、翳で出来た存在だ・・・光を・・・光を照らすのだ・・・お前たちにこれを授けよう・・・」
一筋の光の中から光で出来た巨大な剣が現れる
ハルバード「お前たちで・・・あの悪魔に・・・止めを刺すのだ・・・」
そう言い残し、ハルバードは消えた
続く
- 25 :カロリス :2007/05/27(Sun) 12:33:46 ID:UJoMiNBI
- 第二十二話 光が翳を貫く
紅蓮「これが・・・光の剣・・・!お、重い!!」
デュオ「ちぃぃーっ!!」
デュオが鬼の形相で襲い掛かる
ラティオス「紅蓮!俺も手伝おう!!」
ラティアス「私も手伝うわ!」
青龍「俺もだ!!」
ミュウツー「私も・・・手伝おう・・・・」
紅蓮「皆・・・」
生き残った5人の戦士たちが光の剣を持ち上げる
紅蓮「持ち上がった・・・!よし!行くぜ!!皆!!!」
一同「おう!!」
デュオ「させるか!!!死ねぇぇぇぇぇぇ!!!」
紅蓮「くたばるのは・・・」
紅蓮、青龍、ラティオス、ラティアス、ミュウツー「悪魔だけで十分だ!!!」
デュオ「ぐぁぁぁぁぁ・・・!!!」
一同「やった!!」
デュオが光に包まれ、消滅してゆく・・・
続く
- 26 :カロリス :2007/05/27(Sun) 12:38:08 ID:UJoMiNBI
- 第二十三話 光在る所に闇在り
かのように思えたが
デュオ「ふっふっふ・・・・・」
紅蓮「なんだと!!」
青龍「何!!」
ラティオス「そんな、馬鹿な!!」
ラティアス「こんなこと・・・」
ミュウツー「おのれ・・・!」
眩い光りが消え去ったとき、
その中から再び黒き翳が現れた
デュオ「光在る所には闇在り・・・そんな光なんぞでは我は倒せんぞ?昔の手は通用せん。ハルバードも馬鹿な奴だな・・・ふっふっふ」
紅蓮「ちくしょう!伝説の光の剣でも駄目なんて、どうすりゃ良いんだ!!」
デュオに黒いオーラが纏う
そしてデュオの瞳がギラりと光る
デュオ「安心するが良い・・・ひとりぼっちにはしない・・・皆まとめて・・・あの世へおくってやるからな!!」
デュオ「とっておきだ。冥土の土産に最高のをプレゼントしてやろう。」
デュオの体から出た黒いオーラが固まり、巨大な悪意の塊、ダークネスバスターへとなる
それも、ミュウツーに放った時とは桁違いの巨大さだ
ラティアス「・・・・・!!!あ・・・ぁ・・」
あまりの巨大で邪悪な力に、ラティアスは気絶した
ラティオス「ラティアス・・・!!」
ラティオスは倒れたラティアスを支え、
ゆっくり抱きしめた
ラティオス「すまない・・・ラティアス、皆・・・今度ばかりはどうしようもなさそうだ・・・俺は夢幻族の恥さらしだな・・・」
デュオ「そうだ・・・貴様は恥さらしだ・・・何も出来ん・・・ただの壊れたガラクタだ。不良品の夢幻族だ。だが安心しろ。
不良品だから、この我が廃棄処分してやるのだからな・・・」
紅蓮「皆・・・死んでも俺たちは・・・ずっと一緒だぜ!!!」
プライドの高い紅蓮が泣きながら叫ぶ。
もうどうしようもないと悟ったのか。
青龍「アグラーヤ、叢雲、仇を取れなくて・・・すまねぇ・・・」
ミュウツー「無念・・・このような者にこの地球を汚されるとは・・・」
デュオ「ふっはっはっは!!!そのマイナス思考、たまらんな!!その恐怖と悲しみに満ちた貴様らの表情が我の力となるのだ・・・!
さぁ、泣け!喚け!騒げ!そして死んでゆけ!!」
デュオから発せられた悪意の塊、ダークネスバスターは更に巨大化し、
もはやその力は誰にも抑えられない
デュオ「さぁ、止めだ・・・死んでいった仲間の元へ逝くがいい・・・」
デュオが巨大ダークネスバスターを放つ
紅蓮達はここで死んでしまうのか
しかし、その時である
ミュウツー「バリアー!!」
ミュウツーが残った最後の渾身の力を振り絞ってバリアーを張る
ミュウツー「このまま奴に地球を汚されるわけにはいかない・・・お前たちだけでも生き延びよ・・・そして・・・奴を・・・必ず倒すのだ・・・!」
デュオ「ふ・・・愚かな・・・死にぞこないの分際で・・・」
デュオが更に力を込める
もはやミュウツーの体力は限界であった
バリアが破られた
ミュウツー「せめて・・・この者達を・・・!」
紅蓮「ミュウツー!!!」
ミュウツーが紅蓮達の盾となり、ダークネスバスターをまともに受けた
続く
- 27 :カロリス :2007/05/27(Sun) 12:41:32 ID:UJoMiNBI
- 第二十四話 覚悟
ミュウツー「紅蓮、青龍、初めてお前たちに会ったときはすまないことをしたな・・・ラティオス、ラティアス、お前たちは不良品などではない・・・
立派な夢幻族の戦士だ・・・自信を・・・持つのだ・・・皆・・・後は・・・まかせ・・・た・・・地球・・・を・・・」
一同「ミュウツー!!!」
ドガァァァァーー!!!
ダークネスバスターをまともに受けたミュウツーは、皆に最後の言葉を言い残し、消滅した
デュオ「ふっふっふ・・・自ら孤独に一人で散って逝ったか・・・馬鹿めが・・・さぁーてと。次こそは貴様ら全員を消してくれるぞ・・・」
デュオが再びダークネスバスターの体勢に入る
青龍「くそ・・・もう駄目だ・・・!!」
紅蓮「あきらめんじゃねぇ!!ミュウツーの気持ちと叢雲とアグラーヤの犠牲を無駄にする気か!!」
青龍「紅蓮・・・だけどどうすんだよぉ、あいつにとって俺たちはチンカス以下みたいなもんなんだぜ?」
紅蓮「くそ!お前がそんな腰抜けだとは知らなかったぜ!!俺がやる!!あいつは!!絶対許しておけねぇぜ!!」
ラティオス「俺も行こう・・・たとえ厳しい状況でも、可能性が0%という訳では無い。俺は、誇り高い夢幻族の勇者、ハルバードの血を受け継ぐ者!」
ラティアスが目を覚ます
ラティアス「私も・・・行くわ・・・だって・・・私たち、イレギュラーハンターですもの・・・ね、兄さん・・・!」
青龍(くそ、皆がやる気だってのに俺だけ逃げられるかよ・・・!怖い。本当はとてつもなく怖いが、そんなの俺のプライドが許せねぇ・・・!)
「ちぃー!こうなりゃ俺も行くぜ!!」
紅蓮「皆・・・!行くぞ・・・!!!」
紅蓮の尻尾の炎が激しく燃え上がる、そして、紅い炎から青白い炎へとなる
デュオ「愚か者どもが・・・態々死にに来るとはな・・・安心しろ・・・俺はとっても優しいんだ。皆して死んだ仲間の所へ逝かせてやるよ・・・。」
デュオは容赦なくダークネスバスターを放つ体勢に入る
このまま立ち向かえば返り討ちに会うのは目に見えている
それでも、紅蓮達はデュオに挑んでいった
その時、皆の心の中から声が聞こえた
アグラーヤ(無茶は駄目よ・・・天界の笛を使うのよ・・・)
叢雲(天界の笛をもう一度使うのだ・・・)
ミュウツー(神の力を借り、この地球を救うのだ・・・)
紅蓮「そうか・・・!天界の笛・・!」
デュオ「天界のなんやらがどうか知らんが、そうはさせんぞ、その前に消してやる・・・」
その時、青龍、ラティオス、ラティアスはデュオの前に立ちふさがった
青龍「邪魔はさせねぇぜ!!」
ラティオス「俺たちも少しぐらい役に立たねばな!」
ラティアス「そうよ!私たちはイレギュラーハンターなんだから!」
紅蓮「皆・・・!分かった・・・!!すまねぇな!」
天界の笛の音が周りに響き渡った
時空が割れ、再びアルセウスが姿を現す
続く
- 28 :カロリス :2007/05/27(Sun) 12:44:35 ID:UJoMiNBI
- 最終話 神の力、悪魔を貫く
アルセウス「愚か者がまだ残っていたか・・・神の裁きを受けよ・・・!」
デュオ「・・・!!!」
アルセウスの必殺技、裁きの飛礫がデュオに炸裂した
神の一撃は、実体を持たないデュオの体をも貫いた
デュオ「なんだと・・・!この我にこれほどのダメージを負わせるとは・・・!」
アルセウス「お前達に少しの間、この神の力を授けよう・・・この星はお前達の星、最後はお前達の力で守るのだ・・・」
そう言い残し、時空の裂け目は無くなり、アルセウスは消えていった
紅蓮「力が・・・!みなぎって来るぜ!!」
青龍「あぁ・・・ものすげぇ力だ・・・」
ラティオス「これが・・・俺なのか・・・?」
ラティアス「す、すごい・・・」
デュオ「ちぃーーーっ!!死ねこのくたばりぞこないが!!」
デュオがダークネスバスターの体制に入る
紅蓮「皆の力、あわせよう!そして、この神の力を奴にぶつけるんだ!おもいっきりな!!」
一同「よっしゃ!!」
デュオの怒りのパワーにより、悪意が更に増大し、
悪意の塊、ダークネスバスターはみるみるうちに巨大化する
デュオ「地球もろとも消えてなくなれ!!ダークネスバスター!!!」
紅蓮達の体が、翳をかき消すほどに、眩く光り輝く
紅蓮「喰らえ・・・」
紅蓮、青龍、ラティオス、ラティアス「神の裁きを!!!」
四匹に与えられた巨大な神の力は、巨大ダークネスバスターをあっというまに消滅させ、デュオに襲い掛かる
デュオ「・・・・・・・・!!!」
デュオ「な・・・・・何故だ・・・・!!」
デュオ「・・・・この・・・・我・・・が・・・・・」
眩いばかりの光につつまれ、最後のイレギュラー、黒い悪魔、デュオは消滅した
紅蓮「やった・・・」
ラティオス「あぁ・・・本当に、これで終わりだ・・・」
青龍「よっしゃ!!」
ラティアス「やったぁ!」
紅蓮「アグラーヤ、叢雲、ミュウツー、仇は、取ったぜ・・・皆でな・・・」
数年後
青龍「良い風だなぁ。紅蓮」
紅蓮「・・・おくりの泉に行って来る。」
青龍「何だよ、いきなり。おくりの泉なんて行くなんてよ。」
紅蓮「ふっ、これのためさ。」
おくりの泉には二つの卵がおかれていた
紅蓮は、デュオとの戦いの後、アグラーヤと叢雲の死体をおくりの泉に流しておいたという
そしてその中からは元気な赤ちゃんヒンバスとストライクが生まれたという
紅蓮はこの二匹の赤子にアグラーヤと叢雲という名をつけた
ギラティナ「・・・その二匹はかつて命を失った者の生まれ変わりだ・・・」
サーナイト族の女「あら、貴方が噂に聞くドラゴンさんね。私の名前はチュチュ。何か凄いことがあったけど貴方たちのおかげで無事すんだわね。」
↑身内のサーナイト特別出演
青龍「おねえさん、そうさ、この俺が居たからこそなんだぜ。迫り来る悪い野郎どもを俺の爪でズッタズタに切り裂いてやったのさ、それでさ・・・」
紅蓮「まぁーた始まったぜ・・・」
ミュウツーの霊体が現れ、上空から地球を見下ろしながら言った
ミュウツー(美しいこの星を・・・これからも守ってくれ・・・誇り高き勇者たちよ・・・)
THEEND
- 29 :カロリス :2007/05/27(Sun) 12:49:26 ID:UJoMiNBI
- 紅蓮「短編小説、イレギュラーと目覚める神はこれで終わりだ。
作者が気が向けば続編を作るだそうよ。」
青龍「ぐーたらで引きこもり基地外の作者が本当に作れるかねぇ・・・」
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Colorful Board System Version1.01 by ミライいろ。