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ポケットモンスター〜誰も知らない物語〜
- 1 :美羽 :2007/01/25(Thu) 14:23:09 ID:77wr9jsg
- こんにちわ!!初投稿の美羽です^^よろしくお願いします。
登場人物は主にアニメのメンバーです。
この物語はサトシ達がジョウト地方を旅している時の話です!
そして、この物語の主人公は、サトシではなく、違う世界の
ミズカと言う一人の少女です。プロフィールを書きます。
名前:ミズカ
性別:女
性格:結構サトシ似、ポケモンバカで頭は結構使うがどうにもならない時は、
無鉄砲になる。
出身地:別の世界。ちなみに、ミズカの世界にはポケモンが居ない。
この世界の事はアニメでやっていて知っている。
備考:髪の色、瞳の色はサトシと同じ黒色。髪の長さはロングヘア。
他に足らない所は後で付け足していきます!それでは、お楽しみください!
一章 ポケモン世界とポケモンのいない世界
少女「あーもうやっちゃうよ!!」
一人の少女は慌ててテレビをつけた。
テレビ「OK!!」
テレビからなにやら声がする。
少女「間に合った〜!!」
少女はほっと息をついた。どうやらこの番組を見たかったらしい。
この番組の名前はポケットモンスター略してポケモン、今のはオープニング曲の歌詞である。
少女の名前はミズカ。ポケモンが大好きな小学二年生で8歳だ。
ミズカ「(この世界にもポケモンがいたらいいのに・・・)」
ポケモンを見るたびにそう思うのが癖である。
なんたってポケモンはかわいいし、かっこいいし、存在感あるし、気持ち悪いのもいるが、
ミズカはまとめて全部好きだった。
しかし、こんな事があろうとは夢にも思っていなかっただろう・・・。
夜、時計を見ると10時である。ちょうどミズカは眠たくなり布団の中に入ったのだが、
布団に入った瞬間、眠気はどこへやら、まったく寝れる感じがしないのだ。
ミズカは足元に不思議な感じがあることに気づいた。
とりあえず、ねっころがったまま布団を持ち上げて、足元を見た。すると、足元が光っている。
もちろん、ミズカの足が光っているわけではない。
ミズカ「何?この光・・・。」
眩しいぐらいの光、ミズカはそれが何かを知るために布団に潜った。
ミズカ「うっ・・・。」
眩しくて前がよく見えない、とにかく前に進んだ。すると、
ミズカ「ここは??」
空の上だった。そして、
ミズカ「いやー!!落ちる〜!!」
空から急に落ちて、気を失ってしまった。
一方、ジョウトリーグを目指し旅を続けるサトシ達、
サトシ「あ〜、腹減った〜。」
カスミ「何言ってるのよ、さっき食べたばっかりでしょ!」
いつもと同じような会話をしながら、次の町を目指していた。
サトシ「いいじゃん別に!タケシなんか食べ物ないか??」
タケシ「サトシ食べ過ぎはよくないぞ。」
サトシ「ちぇ。」
サトシは仕方なく諦めた。
ピカチュウ「ピカピ!」
そんなサトシをピカチュウ何か焦った様子で呼ぶ。
サトシ「ピカチュウどうしたんだ?」
ピカチュウ「ピッカー!」
ピカチュウは指を差した。そこにはサトシ、カスミと同い年ぐらいの少女が倒れていた。
サトシ達は駆け寄った。
サトシ「この子どうしたんだ?」
カスミ「でもどうして、こんな所に倒れてるのよ。」
タケシ「話は後にしよう、今はこの子を助けるのが先だ!」
サトカス「うん!」
サトシ達はその少女を助けることにした。
続く
- 2 :美羽 :2007/01/26(Fri) 12:51:07 ID:2NZpm8Z6
- こんにちは、二章をお楽しみください!
二章 旅の仲間
ミズカが気を失ってからどれだけの時間が経っただろうか、
ミズカはふと目が覚めた。体がジンジン痛む。多分空から落ちたせいだろう。
ミズカ「(生きてる・・・?)」
あんな空から落ちて生きているのは奇跡だとミズカは思った。
ミズカは痛い体を無理やり起こした。
ミズカ「いったー。」
声に出すつもりはなかったがつい声に出てしまった。
ミズカ「あれ・・・?これどっかで見たことあるような・・・。」
ミズカは青い上着が自分に乗っていたことに気づいた。
しかもそれはどっかで見たことあるものである。
ミズカ「ん〜、なんだっけ??」
どうしても気になる。人と言うものは気になったらトコトン気になるものである。
しかし、この謎はあっさり解けた。その理由というのは
「気づいたか?」
「ピカピカ?」
とミズカは誰かに呼ばれた。ミズカにはその声に聞き覚えがあった。
ミズカは顔を上げる。すると、ミズカの大好きなポケットモンスターの
アニメの主人公サトシがそこにいた。そのサトシの肩に乗っているのはピカチュウ。
サトシ達が助けた人物は想像してたと思うがミズカである。
ミズカ「なんで!!」
ビックリし過ぎて、体が痛いのも忘れ飛び上がって、それしか声にならなかった。
ミズカ「(なんで!!なんでサトシとピカチュウが・・・いるの!?)」
しかし、これですべて謎が解けた。まず、この青い上着である。これは、サトシが
いつも着ているものだ。その彼は今は黒いTシャツ一枚。彼のものと言って、
間違いない。そしてもう一つミズカが空から落ちても死ななかった理由もこの世界
だからで話がつく。そしてあの眩しい光でこっちの世界に来たのだろう。
サトシ「なんだよ!!どうしたんだ??」
サトシもピカチュウも訳がわからない。今のサトシはこの言葉が精一杯だった。
ミズカはまだ整理がついていない。いくら謎が解けても、普段アニメで見ていて、
決して存在しない人物だと思っていたら誰だってそうなるだろう。
「どうかしたのか?」
サトシの後ろからまた聞き覚えのある声がした。ミズカは覗いてみる。
そこには、サトシと一緒に旅をしているタケシがいた。
ミズカはもっとビックリした顔をした。今度は声にもならない。そして、ミズカの脳裏に
この二人以外にもう一人の人物が浮かんだ。それは、
「タケシー、水汲んできたわよ!!」
今度はミズカの後ろから声がした。恐る恐るミズカは振り向く、するとミズカの脳裏に
浮かんできた人物・・・、カスミがそこにいた。カスミは水を汲んだバケツを下ろし、
カスミ「気がついたのね!!・・・ん、どうしたのそんなビックリした顔して・・・?」
と、ミズカを見て言った。ミズカはゆっくりと確認してみる。
ミズカ「サトシに・・・、カスミに・・・、タケシ・・・よね?」
彼女なりに整理したはずなのだが、やっぱりまだ混乱しているようだ。
いきなりそんなことを言うのだから・・・、確認された三人は当然ビックリする。
カスミは片手に抱いていたトゲピーを落としそうになったし、ピカチュウはサトシの
肩から危うく落ちそうになった。
サトシ「タケシの名前は今カスミが言ったからわかるとして・・・、なんで俺達の名前を
知ってるんだ?」
今のミズカにこの説明は難しいものがあった。それでも理解してもらえるようにミズカ
は頑張って説明し始めた。
ミズカ「なんていうか・・・、その・・・、あたし別の世界から来ちゃったみたいなの!」
サトカスタケ「別の世界??」
ミズカ「うん・・・、でもこの世界の事はアニメでやってて・・・、しかも、そのアニメは・・・、
あなた達三人の旅の事がやってて・・・、それで、今ビックリしちゃって・・・。」
ミズカは自分で何を言ってるのかわからなくなった。しかし、そんなミズカの説明を、
タケシ「へぇ、別の世界なんかあったのか・・・。」
カスミ「別の世界・・・!!なんか行ってみたーい!!」
とカスミはともかく、タケシは理解してくれたらしい・・・。サトシはまったく意味がわから
ないといった表情である。しかたなくミズカは細かく説明し始めた。
ミズカ「あたしは寝室で寝ようとしてたの。」
サトシ「それで?」
ミズカ「それで布団の中に入ったら、自分の足元に何か不思議な感じがして・・・、
布団を持ち上げてみたら光があってそれを何か暴こうと思ったら・・・。」
サトシ「どうしたんだ?」
ミズカ「空の上にいたの。この世界のね・・・、それで落ちて気絶してたってわけ。」
サトシ「なるほどな。」
ミズカ「わかった??」
サトシ「ようするに・・・、別の世界にいたら、その光のせいでこの世界に来ちゃった
わけだよな?」
ミズカ「そういうこと!!」
サトシはようやく理解してくれたようでミズカは安心した。
タケシ「そうなると、ミズカはもとの世界の帰り方を知らないのか?」
ミズカ「うん・・・。」
カスミ「だったら、帰る方法がわかるまで一緒に旅しましょうよ!!」
そう言った、カスミの目は輝いていた。どうやら本気らしい。
サトシ「それいいかもな!」
タケシ「その方がミズカも安心だろう。」
と二人も賛成した。
ミズカ「本当!?そうしてもらうと助かるわ!!」
こうしてミズカは帰り方法がわかるまで、サトシ達と一緒に旅をすることになったの
だった。
続く
- 3 :美羽 :2007/01/27(Sat) 22:38:57 ID:0BRSyqRU
- こんばんは!早速小説に入りたいと思います!!
三章をお楽しみください!?
三章 手紙と手鏡
ミズカ「すごーい!!あれ、ナゾノクサでしょ!!こっちは・・・、ポッポよね!!」
見るものすべて初めてと言うことでミズカはかなりはしゃいでいた。
カスミ「もう体は大丈夫なの?」
カスミはミズカの体を心配する。空から落ちたとミズカが言ったもんだから、心配な
のである。
ミズカ「平気平気!!もうピンピン!!」
昨日一日休んでミズカは治ったらしい。
カスミ「そういえば、リュックの中には何が入ってたの??」
ミズカの背負ってるリュックを見ていった。昨日、あれから落ちついた夜にさかのぼ
るのだが、
カスミ「だいぶ、落ち着いたみたいね!」
最初のミズカと比べだいぶミズカ落ち着いていた。
ミズカ「うん!!おかげ様でね!」
カスミ「そうそう・・・。」
カスミはなにやらリュックを出してきた。ミズカには見覚えのないリュックである。
ミズカ「何?これ・・・。」
カスミ「ミズカのじゃないの?倒れてた時に背負ってから、ミズカのだと思って・・・。」
ミズカは「んー」と考える。そしてあることに気づいた。
ミズカ「(そういえば・・・、あたしの服も見覚えがない・・・。さっきまでパジャマだった
のに・・・)」
そう今着ている服はパジャマではなく、動きやすそうな服装である。
白いTシャツの上に短いワンピースみたいな黒いベストに、ズボンは黒い半ズボン
である。その服を着ていることにミズカは今のいままで気づいていなかった。
ミズカ「そうかもしれない・・・。」
と、カスミに言った。カスミはそう言ったミズカにリュックを渡した。
その後、カスミはタケシに呼ばれていってしまった。そして、今に至るのである。
ミズカはそこで立ち止まる。それにあわ
ミズカ「まだリュックの中に何が入ってるか見てないの。」
カスミ「なんで?」
ミズカ「だって、他の人のだったら嫌だし・・・。」
カスミ「大丈夫よ!他の人のだったら警察に届ければいいじゃない。」
ミズカ「そうよね!そうする!」
そういってミズカはリュックの中を見た。すると、手紙が入っていた。他にも色々と入
っていたのだが、その手紙はミズカ宛になっていたため、そっちを優先した。
サトシ「なんて書いてあるんだ??」
ミズカ「え?えーっと・・・。」
いきなりサトシが出てきてミズカはビックリした。実はさっきまで、カスミとサトシは喧嘩
してたのである。ミズカ二人は大丈夫なのか心配になった。しかし、ミズカの心配は、
まったく無意味だった。
カスミ「どうしたの??早く読みなさいよ。」
サトシ「そうだぜ。なんかあったのか?」
さっきまで喧嘩してたカスミとサトシはいつも通りである。そんな二人を見てホッとした
ミズカは手紙を読み始めた。
ミズカ「『ミズカへ
はじめにリュックの中に入っているモンスターボールにはイーブイが入ってお
る。そして、そのイーブイはお前さんに育ててもらいたい。初めてのパートナー
じゃ、大切にするんじゃぞ!それともう一つ、手鏡が入っているはずじゃ。
それはお前さんが住んでいる世界とここの世界を自由に往復できるものじゃ、
大事に扱ってくれ!使い方は自分で考えるってことで・・・。
そうそう、お前さんはもとの世界では8歳じゃろうが、ここでは10歳じゃ!
そこは気にすることはないぞ、では頑張るんじゃぞ!
Mr.] より』
だって・・・、書いてある・・・。」
カスミ「・・・!!ミズカって8歳だったの!?」
ミズカ「あれ?言ってなかったっけ?」
サトシ「言ってないぜ?」
ミズカ「あはは、すっかり言ってるつもりでいた・・・。」
ミズカは苦笑した。
カスミ「とにかく、これはミズカのリュックみたいね!」
ミズカ「うん!でも・・・、この手紙・・・、いったい誰が・・・。それにこの手鏡は・・・、
どうやって使うのかな?」
タケシ「オーキド博士なら何か知ってるんじゃないか?」
カスミ「そっか、知ってるかもしれないわね!!」
サトシ「タケシ、次のポケモンセンターまでどのくらいだ?」
タケシ「明日には着くぞ!」
ミズカ「よーし!じゃあ行こう!!」
ポケモンセンターに向かいミズカ達は再び歩き始めた。
続く
- 4 :美羽 :2007/01/28(Sun) 11:38:10 ID:itAw3yoc
- こんにちは!!それでは、第4章をお楽しみください!!
4章 パートナー
サトシ「腹減った〜・・・。」
ミズカ「たしかにね・・・。」
タケシ「それじゃあ、この辺で昼食にしよう。」
ミズサト「やった〜!!」
ミズカ達は、昼食をとることにした。
タケシ「今から、ご飯つくるから少し待っててくれ。」
タケシはそう言うと、昼食の準備を始めた。ミズカはその間さっきあまり中を見ていな
かった、リュックをよーく見てみることにした。
カスミ「ねぇ、ミズカ。」
ミズカ「何?」
リュックの中身をあさっていたミズカは手を止めてカスミを見た。
カスミ「イーブイ出さないの?」
ミズカがあさっていたリュックの中を覗きながらカスミは言った。
ミズカ「今、モンスターボール出そうとしてるんだけど、見つからなくて・・・。」
それもそのはず、リュックの中にはたくさん入っていて、何がなんだかわからなく
なっていた。
カスミ「これじゃあ、無理もないわね・・・。」
ミズカ「うん・・・、とりあえず一個ずつ出してみるよ。」
リュックの中には、本当に色々な物が入っていた。寝袋、寒いときの毛布、歯ブラシ、
タオル、ロープ・・・、他にもたくさん入っていた。
ミズカ「あった!!」
ミズカはやっとモンスターボールを見つけた。
カスミ「早速、出してあげなさいよ!」
ミズカ「うん!よーし、出てきて!イーブイ!!」
ミズカはモンスターボールからイーブイを出した。
イーブイ「ブイ!!」
ミズカはイーブイを見て、
ミズカ「めちゃめちゃカワイイ!!」
とかなり気に入ったらしい。
ミズカ「イーブイよろしくね!!」
ミズカは手を出す、握手をしたいのだ。イーブイはそれに答えて、
イーブイ「ブイ!!」
と言って握手してくれた。
サトシ「ミズカ、カスミ!ご飯できったって・・・あれ?そのイーブイもしかして・・・。」
ミズカ「うん!あたしのパートナーよ!!」
サトシ「そっか、よろしくな!」
ピカチュウ「ピッカー!!」
イーブイ「ブイブイ!」
イーブイとピカチュウはすぐに仲良くなった。そして、昼食・・・、
ミズサトカス「いっただっきまーす!!」
ミズカは一口食べるなり、
ミズカ「おいしい!!」
と言った。お腹がすいていたから、おいしい料理はものすごくおいしく感じた。しかし、
イーブイ「ブーイ!?」
ピカチュウ「ピカピー!?」
と、一緒にご飯を食べていた、イーブイとピカチュウは何者かに後ろから捕まってしま
ったのだ。
ミズカ「まさか・・・!?」
ミズカの脳裏にある、二人と一匹の顔が浮かんだのだった・・・。
続く
- 5 :美羽 :2007/01/29(Mon) 12:39:28 ID:ig24eWlY
- こんにちは!!5章、ではあの三人組みが出てきます!!
それでは・・・、5章をどうぞ!
5章 ロケット団登場!ミズカVSムサシ
イーブイとピカチュウは同じ網の中に入れられた。
ミズカの脳裏に浮かんだ人物とは、
サトシ「なんだ?」
「なんだかんだと聞かれたら。」
「答えてあげるが世の情け。」
・・・、ロケット団のムサシとコジロウそしてニャースである。
ミズカ「答えなくていいわよ!!あたしのイーブイとサトシのピカチュウを返しなさ
いよ!」
ムサシ「うるさいわねぇ!あんたの物はあたしの物、あたしの物もあたしの物なの
よ!」
ミズカ「ポケモンは物じゃないわ!!生きてるのよ!!」
ムサシ「なによ!見かけない顔のくせによく言うわね!」
ミズカ「そんなの関係ないわよ!!」
コジロウ「ちょ、ムサシこの辺で・・・。」
ムサシ「うるさいわね〜、このジャリンコむかつくのよ!!」
ムサシはコジロウの言葉をまったく聞いていない。
ミズカ「ムカつくって、あんた達が悪いんじゃない!!」
ムサシ「そんなこと知らなーい、あたし達、悪だもーん!」
ミズカ「いつまで経っても、ピカチュウ捕まえられないのに悪なんか名のっていい
の??」
ムサシ「ムッカー!!ん?何であんたあたし達がピカチュウをずっと追かけてんの
知ってんのよ!」
ミズカ「あっ・・・、そんなの別にいいでしょ!!早く返して!!」
ムサシ「しつこいわね〜!!行け!アーボック!どくばり!!」
アーボック「シャー!!」
アーボックはミズカに向かってどくばりをした。
サトカスタケ「ミズカ!」
しかし、ミズカにどくばりは当たらなかった。
ミズカ「あー、危なかった・・・。」
ムサシ「あんたポケモン出しなさいよ!!ムカつくからポケモンバトルでブッ倒す
わ!」
ミズカ「残念ね!やりたい気持ちはかなりあるんだけど・・・、あたしイーブイしか
持ってないのよね!」
ムサシ「あんた・・・、新人トレーナー?!」
ミズカ「そういうこと!!」
サトシ「いつまで続くんだ〜?」
カスミ「さあ・・・。」
コジロウ「ここで引き返した方がいい気がするんだけど・・・。」
ニャース「でも、ムサシは止まりそうにないのにゃ・・・。」
サトシ達・・・、そしてコジロウ達も言い合いに飽きていた。
ムサシ「じゃあ、いいわ!ニャース!あの網を切ってイーブイを出しておやり!!」
ニャース「にゃ・・・!?そしたら、ピカチュウまで・・・。」
ムサシ「ぶつぶつ言ってないで早くしなさい!!」
ニャースはしぶしぶ網を切った。
イーブイ「ブーイ!!」
ピカチュウ「ピカピー!!」
二匹は落ちるがミズカとサトシは見事にキャッチした。
ミズカ「さてと・・・、サトシ後は任せるわ!」
サトシ「えっ?」
ミズカ「あたしまだ、イーブイの覚えてる技知らないから・・・。」
サトシ「あぁ、そっか。」
ミズカ「うん!」
サトシ「よーし!ピカチュウ!10万ボルト!!」
ピカチュウ「ピーカヂューウ!!」
ムサシ「なんで、ピカチュウまで出してんのよ!!」
ニャース「一緒の網に入れてたんだから、当たりまえにゃ!!」
ムサコジニャ「やな感じ〜!!」
ロケット団は星になっていった。
ミズカ「あれが、10万ボルトかぁ〜すごい!!」
ミズカは10万ボルトを見て感激した。
ミズカ「イーブイ。」
イーブイ「ブイ??」
ミズカ「あたし達も頑張ろうね!!」
イーブイ「ブイ!!」
ミズカ「決めた!!あたしサトシのライバルになるわ!!」
サトシ「え?」
ミズカ「よーし!!行くわよ!」
ミズカは急に走り出した。
サトカスタケ「待ってー!」
サトシ達はその後ろを追いかけて行くのだった。
続く
- 6 :美羽 :2007/01/30(Tue) 13:17:44 ID:SBLIGW7o
- こんにちは!!次は六章でーす!どうぞ!!
六章 幻のポケモン
その日の夜、
ミズカ「あたし、ちょっと散歩してくる!!」
とミズカは散歩にすることにした。
ミズカ「イーブイ、一緒に行こう!」
イーブイを誘い、森の中をどんどん進んでいく。ミズカは耳を澄ましながら歩く。
ポケモンの鳴き声が聞こえてくる、とても歩いてて気持ちがいい。
しばらく、歩いていると綺麗な湖に出た。
ミズカ「うわ〜!!綺麗〜!!」
誰が見ても、綺麗と言いたくなるような湖。まるで心を奪われるようだった。
ミズカ「あっ!」
ミズカは湖の上にいるポケモンに気がついた。それは、その湖にふさわしい綺麗な
青色のポケモンである。
ミズカ「あ・・・、あなたスイクン??スイクンなの?」
そのミズカがスイクンと呼んだポケモンは何も反応しないで消えていった。
ミズカ「イーブイ、今の見た?」
イーブイ「ブイ・・・!!」
ミズカ「多分、今のはスイクンっていう幻のポケモンよ!まさか、本物が見られる
なんて・・・」
ミズカの心はすごく穏やかになった。穏やかになりながらも少し興奮していた。
今まで味わったことのない気持ちである。
ミズカ「また、スイクンに会えるといいね。」
イーブイ「ブイブイ!」
ミズカ「さっ、戻ろう、みんなが心配しちゃうよ。」
そういってミズカとイーブイは来た道を戻る。そして、また耳を済ましてポケモンの
鳴き声を聞いていた。
ミズカ「ただいま!」
カスミ「おかえり!!どうしたの?そんなニコニコして・・・?」
カスミはミズカの様子に気がついた。
ミズカ「なんでもない!ね、イーブイ。」
イーブイ「ブイ〜!」
ミズカとイーブイは誤魔化した。
タケシ「二人とももう寝る時間だぞ。」
ミズカス「はーい!!」
そう言って、二人は寝袋を出してねっころがった。ちなみにサトシはすでに寝ている。
みんなが眠りについた頃、ミズカはまだ眠れなかった。昨日も実はまったく寝れてい
ない。こういう所で寝るのは初めてと言うのもあったが、ミズカはもとの世界にちゃんと
帰れるのか心配だったのだ。
カスミ「寝れないの?」
寝たはずのカスミが話しかけてきた。
ミズカ「起きてたの?」
カスミ「まあね。」
ミズカ「そっか・・・。」
カスミ「やっぱり、もとの世界が気になるのね?」
ミズカ「うん・・・。」
カスミ「ミズカ?」
ミズカ「何??」
カスミ「元の世界に帰ったらもうここには来ないの?」
カスミが急にそんな事を聞いてきてミズカは一瞬ビックリした顔をしたが、
ミズカ「ううん、来るわよ!」
と、ミズカは笑顔で言った。
ミズカ「だって、せっかくカスミ達と友達になれたんだもん、またこっちに来れるのに
来ないなんてもったいないことできないわ!」
カスミ「そっか、よかった。」
ミズカ「え?」
カスミ「ううん、なんでもないわよ。」
ミズカ「そう・・・。」
カスミ「うん!そろそろ寝ましょうよ!昨日から寝てないんでしょ?」
ミズカ「知ってたんだ。」
カスミ「だって、目の下がくまよ??」
ミズカ「あはは・・・。じゃ、おやすみ。」
カスミ「えぇ、おやすみなさい。」
そう言って二人は寝た。ミズカも結構安心したらしく寝ることができたのだった。
続く
- 7 :美羽 :2007/01/31(Wed) 14:22:23 ID:iQMMLuOk
- こんにちは!!今回は少しサトシと似た部分が出てきます!
七章 お礼がしたい!
次の日、ミズカは三人が起きた時にはすでに起きていた。やはり、草の上で寝るのは
慣れないからである。
ミズカ「おはよう!!」
カスミ「おはよう!もう起きてたの?」
ミズカ「やっぱり、草の上で寝るのは慣れなくてね・・・。」
ミズカは苦笑する。
カスミ「そっか、まあ、慣れるとあんな風になるかもね!」
カスミはそう言ってサトシを見た。サトシはあくびをしてまだ眠いと言った感じでボーっ
としている。ミズカはまた苦笑した。
タケシ「三人とも、もう朝食できたぞ!」
ミズカス「はーい!」
ミズカスサト「いっただっきまーす!!」
四人は食べ始める。あっという間に食べ終わったのはサトシとミズカだった。
カスミ「あんた達・・・もうちょっとゆっくり食べなさいよ!」
サトシ「いいじゃん別に、ごちそうさま!!」
ミズカ「そうそう、人には人のペースがあるんだから!!ごちそうさま!!」
カスミ「ミズカ・・・あんた実はいつもそうなの?」
ミズカ「え?まあ、だいぶこの世界に慣れたからね・・・!いつもの調子になったって
感じかな?」
カスミ「あ・・・、そう・・・。」
カスミはやれやれという顔をした。
ミズカ「そうだ!?タケシ、ポケモンセンターには夕方に着くのよね?」
タケシ「ああ、そうだが・・・。」
ミズカ「だったら、今日の昼食あたしに作らせてよ!!」
カスミ「ミズカ、料理できんの??」
ミズカ「まあね!助けてもらったお礼したいの!!いい?」
タケシ「別にいいが。」
ミズカ「よし決まり!!」
カスミ「何作るの??」
ミズカ「お楽しみよ!」
ということで、昼食を作ることになった。ミズカは何を作るのか・・・。
そして、その腕は??
続く
あとがき
なんか、意外に?ミズカは早食いでしたね!!しかも、サトシと肩を並べるほど・・・。
実はサトシと同じで大食いだったりもします!!
まだまだ、サトシに似てるところは出てくるので、読んでもらえると嬉しいです!!
それでは・・・。八章をお楽しみに!!
- 8 :美羽 :2007/02/01(Thu) 12:22:32 ID:oxLJjCrY
- こんにちは!それでは八章です!!
八章 ミズカの料理・・・、その味は?
タケシ「ここら辺で昼食にするぞ!」
その言葉を聞き、三人は荷物をおろした。タケシはミズカに調理道具を一通り出して、
タケシ「後はよろしくな。」
と言って、どこかへ行ってしまった。
ミズカ「よーし!作るわよ!!」
ミズカは気合をいれて昼食を作り始めた。
数十分後・・・、
ミズカ「できたわよ!!」
とサトシ達に声をかけた。
サトシ「俺もう腹ペコ・・・。」
カスミ「この匂いはもしかして・・・オムライス!?」
ミズカ「よく分かったわね・・・。」
ミズカはビックリする。そうミズカの作ったものはオムライスだった。
カスミ「あたし、大好きなのよ!!オムライス!!」
ミズカ「そうなの?良かった。」
タケシ「なかなか、できがいいな!」
タケシはオムライスを見て言った。
ミズカ「ありがとう!それじゃ、食べようよ!」
そう言ってミズカはテーブルにオムライスを並べる。
サトカスタケ「いただきまーす!!」
ミズカは三人の反応を見る。
サトシ「うまい!!」
カスミ「ホント、おいしいわよ!」
タケシ「たいしたもんだな!」
そんな三人の反応を見て、ミズカはホッとした。そして自分も一口食べる。
ミズカがいつも作ってる味と一緒であった。
サトシとミズカはまたもあっという間に食べてしまった。
ミズサト「ごちそうさま!!」
カスミ「早いわよ、二人とも・・・。」
カスミはまだ半分しか食べてなかった。大好物でゆっくり食べたいという気持ちが
あったからである。
ミズカ「カスミが遅いのよ!!」
カスミ「大好物な物はゆっくり食べたいでしょ?」
ミズカ「まあ、それもあるかもね!」
その後、食べ終わった四人は再び歩き始め、タケシの言ったとおり夕方には、
ポケモンセンターについた。ポケモンセンターに入るなり、
タケシ「ジョーイさん!自分はタケシと申します!一緒にお茶でも・・・。」
と、タケシはジョーイさんにアタックした。
カスミ「はいはい、一人でお茶飲もうね〜。」
カスミはタケシの耳を引っ張る。
ミズカ「(本当にいつも、ああなんだ・・・。)」
ミズカはそれを見て苦笑した。
サトシ「ジョーイさん、俺のポケモンお願いします!!」
サトシは鈍感なのか、慣れてるのか、気にせずポケモンを預けた。
サトシ「ミズカは預けないのか?」
ミズカ「うん、イーブイ全然平気だと思うから!」
サトシ「そっか・・・、そうだ、オーキド博士に電話しようぜ!!」
ミズカ「あ、そうね!!」
二人は、オーキド博士に電話することにした。
続く
- 9 :美羽 :2007/02/02(Fri) 13:36:47 ID:cwO9.0cI
- こんにちは!それでは、九章です!
九章 電話
サトシ「お久しぶりです!オーキド博士!」
オーキド博士「おぉ、サトシ!!元気じゃったかの?」
サトシ「はい!」
オーキド博士「そうか、そうか元気が一番じゃ!・・・?そこにいるのは・・・?」
オーキド博士はミズカを見た。
サトシ「最近、友達になったミズカって言うんだ!」
ミズカ「初めまして!ミズカです!」
オーキド博士「おぉ!サトシ達と一緒じゃったか・・・。」
サトミズ「え?」
オーキド博士の言葉に二人はビックリする、まるで、ミズカを知っているかのよう
だったからだ。
サトシ「博士・・・、ミズカの事知ってるんですか?」
オーキド博士「知ってるも何も、ミズカはわしが呼んだんじゃよ!」
ミズサト「え〜!!」
オーキド博士が本当にミズカを知ってるもんだから、二人はさっきよりもビックリ
した。
オーキド博士「そういえば、ミズカ、手紙は読んだかの?」
ミズカ「はい、あれって博士が書いたんですか?」
オーキド博士「そうじゃ!」
ミズカ「でも、なんでわざわざ名前を隠したんですか?Mr.]って・・・。」
オーキド博士「色々、大人の事情があるんじゃよ!」
ミズカ「そうですか・・・。」
サトシ「オーキド博士はなんでミズカを呼んだんですか?」
オーキド博士「今はまだ早い、いずれ教えるわい。」
ミズカ「まだ早いって、どういうことですか?」
オーキド博士「これも大人の事情じゃ!」
ミズカ「そうですか・・・。」
ミズカは納得いってない顔だったが、博士は話を変えてしまった。
オーキド博士「ところでじゃな、手鏡の事なんじゃが。」
ミズカ「使い方教えてくれるんですか?」
オーキド博士「いや、ヒントじゃ!手鏡の裏にボタンがあるんじゃが・・・。」
ミズカ「はい、ありました。」
オーキド博士「そのボタンを使うことだけ教えておこう、後は簡単じゃからな!」
ミズカ「はあ・・・。」
オーキド博士「まあ、サトシ達といるなら問題ないじゃろう。サトシ、リーグ頑張るん
じゃぞ!」
サトシ「はい!!」
オーキド博士「じゃあ、切るぞ!」
サトシ「それじゃあ、また連絡します!」
オーキド博士「おぉ、待っておるぞ!」
オーキド博士との通話が切れた。
ミズカ「結局、手鏡のボタンを押すことしか聞いてないわね・・・。」
サトシ「しょうがないだろ。あ、ママにも電話しないと・・・、ミズカの事、紹介したいし。」
ミズカ「いいわよ!」
サトシは家に電話した。
ハナコ(サトシの母)「はい!もしもし・・・、あらサトシじゃない!元気にしてた?」
サトシ「元気!元気!でさ、新しい友達ができたんだ!」
ハナコ「その隣にいる子ね!」
ミズカ「初めまして!ミズカです!」
ハナコ「初めまして!」
サトシの母は、微笑んだ。
ハナコ「そういえば、オーキド博士には電話したの?」
サトシ「うん!もうしたよ!」
ハナコ「そう!体に気をつけるのよ!」
サトシ「うん!」
ハナコ「それじゃ、切るわよ!」
サトシ「うん、じゃあね!」
サトシがそう言うと、サトシの母は通信を切った。
続く
- 10 :美羽 :2007/02/03(Sat) 15:18:19 ID:lo9HGL.U
- こんにちは!十章をお楽しみください!!
十章 ケンカ
オーキド博士とサトシの母親に電話したミズカとサトシ、それにカスミ、タケシは
ポケモンセンターのロビーにいた。
ミズカ「あー、帰れない・・・。」
リュックから手鏡を出して、裏にあるボタンを押してみたが、オーキド博士の言った
とおり、帰れないらしい。
ミズカ「いったい、どうやったら帰れるのかな・・・、博士は簡単って言ってたけど・・・。」
そう言いながら、何度もボタンを押す。そして、ため息をつく。ミズカはさっきから、
それを繰り返していた。
サトシ「大丈夫だって、いつか帰れるよ!」
ミズカ「いつかって・・・。」
カスミ「まったく、サトシはいつも適当なんだから・・・。」
カスミはもう理由を知っている。数分前にミズカはちゃんと話したのだ。
サトシ「適当って何だよ!!」
カスミ「ま、お子ちゃまは人の気持ちがわからないからしょうがないか。」
ミズカ「始まったよ・・・。」
ミズカはボソッと言った。アニメでよく見る二人のケンカ・・・、それがここに来てから、
二回目である。
サトシ「カスミだってお子ちゃまだろ!」
カスミ「あんたと一緒にしないでよ!!」
サトシ「なんだと!」
カスミ「なによ!!」
ミズカ「いい加減やめたら・・・?ここはロビーよ・・・。」
サトシとカスミは、ハッとして周りを見る。今の大きな声でのケンカで注目の的になって
いた。二人は恥ずかしくなって下を向く。
ミズカ「部屋に戻ろう!ね?」
ミズカはそう言って、借りた部屋に二人を連れて行った。
ミズカ「二人とも、ここで頭冷やしてなよ!」
とりあえず、サトシとカスミを二人だけにすることにした。ミズカは部屋を出る。
サトシとカスミは5分くらいずっと黙っていた。気まずくて何を話せばいいかわからない
のである。そんな中、先に喋ったのはサトシだった。
サトシ「ごめんな。」
その言葉をサトシが言ってから、少し間があいてやっとカスミも、
カスミ「あ、あたしこそ・・・、ごめん・・・。」
と謝った。その言葉を聞いてサトシは、
サトシ「な、仲直りしようぜ・・・?」
と言った。カスミはうなずく。その頃、ドアの向こうでは、
ミズカ「やっと、仲直りしたわね・・・。」
とミズカが少しドアを開いてみていた。その横にタケシもいる、タケシはジョーイさんに
アタックしてたのだが、ミズカはムリヤリ引っ張って連れてきたのだ。ミズカとタケシは
部屋に入った。
ミズカ「仲直りできたみたいね!」
サトシ「あぁ!まあな。」
カスミ「ミズカ、タケシ、あんたたち、もしかして部屋の外で聞いてたの?」
そんな事をカスミに聞かれ、ミズカとタケシは苦笑した。カスミは二人の表情を見て、
呆れている。その時、
<<ボーン>>
と、ロビーから爆発音が聞こえた。
カスミ「なに?」
サトシ「行ってみようぜ!」
ミズカ達は、急いでロビーに行く。
ピカチュウ「ピカピー!!」
預けていたピカチュウは縄で縛られていて、その縄をロケット団が持っていた。
続く
- 11 :美羽 :2007/02/09(Fri) 19:38:10 ID:bM4tllAQ
- こんにちは!!それでは、十一章です!
十一章 ロケット団再び
サトシ「ロケット団!」
カスミ「何なのよ・・・。」
ムサシ「なんだかんだと聞かれたら。」
コジロウ「答えてあげるが世の情け。」
ムサシ「世界の破壊を防ぐため。」
コジロウ「世界の平和を守るため。」
ムサシ「愛と真実の悪を貫く。」
コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役。」
ムサシ「ムサシ!」
コジロウ「コジロウ!」
ムサシ「銀河を駆けるロケット団の二人には。」
コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
ニャース「にゃんてにゃー!」
ミズカ「(しつこいわね、この三人・・・。)」
ムサシ「ふっふーん、なんか今回はいい感じじゃない?」
コジロウ「そうそう、ジャリボーイ達のポケモンはこの袋の中だからな!」
ロケット団の手にはピカチュウの縄ともう一つ袋があった。どうやら、その袋に、
サトシ達のポケモンが入ったモンスターボールや他のトレーナーのモンスターボール
が入っているらしい。
サトシ「くっ・・・。」
ミズカ「(そういえば・・・、あたし、ジョーイさんにイーブイを預けてない・・・よね?
あたしがやらなきゃ・・・。)」
ニャース「用が済んだから、さっさと逃げるにゃ!」
ミズカ「ちょっと待った!」
ミズカは逃げようとするロケット団を止めた。
ムサシ「何よ!さっきのジャリンコじゃない!」
ミズカ「出てきて!イーブイ!!」
イーブイ「ブイ!」
ムサシ「面白いじゃない!行けー、アーボック!遊んでおやり!」
コジロウ「行けー!マタドガス!」
アーボック「シャーボック!」
マタドガス「マータドガース!」
こうして、ロケット団とバトルすることになったミズカ、無事、ピカチュウ達を助ける
ことができるのだろうか。
続く
- 12 :美羽 :2007/02/13(Tue) 14:00:15 ID:7Ll8cJn6
- こんにちは!十二章です!!
十二章 ポケモン達を救え!
ムサシ「アーボック!巻きつく!」
アーボック「シャー!!」
コジロウ「マタドガス!体当たりだ!」
マタドガス「マータドガース!」
二匹はどんどんイーブイに近づいてくる。
ミズカ「イーブイ!ジャンプして避けるのよ!」
イーブイ「ブイ!!」
イーブイがジャンプすると、二匹はお互い顔を見合わせて止まってしまった。
ミズカ「イーブイ!スピードスター!!」
イーブイ「ブイブイ!」
イーブイは見事に、スピードスターを二匹に命中させた。そして、地面につく。
ムサシ「アーボック!毒針!!」
アーボック「シャー!」
ミズカ「高速移動でよけて!」
イーブイ「ブイ!」
コジロウ「体当たりだ!」
マタドガス「マータドガース!」
マタドガスの体当たりはイーブイに当たってしまった。
イーブイ「ブーイ!」
ミズカ「イーブイ!?(まずい・・・、やっぱり狙うところ狙ったほうがいいわね・・・。)」
ムサシ「アーボック!毒針よ!」
アーボック「シャー!」
ミズカ「イーブイ!ジャンプして!」
イーブイ「ブイ!」
ミズカ「そのまま正面に目掛けて、スピードスター!!」
イーブイ「ブイブイ!」
ムサシ「狙いが全然違うじゃない!」
コジロウ「なんかスピードスター・・・、こっちに来てないか?」
ムサシ「え・・・!!」
ミズカが狙ったところは、ロケット団が持っている、ピカチュウを縛った縄と、
モンスターボールが入った袋だった。
これも見事に命中!縄は切れて、袋は破けた。自由になったピカチュウは、
走ってサトシのもとへ・・・、
ニャース「ニャー!あのジャンリンコ、ここを狙ったのにゃ!」
ムサシ「なら、取り返すまでよ!!アーボック!毒針!」
アーボック「シャー!!」
ミズカ「イーブイ!避けて!電光石火!」
イーブイ「ブイ!!」
アーボック「シャー!!」
ミズカ「よーし、とどめよ!スピードスター!」
イーブイ「ブイブイ!」
アーボック「シャ・・・。」
アーボックは倒れた。
ムサシ「戻れ、アーボック!こうなったら、コジロウ!何とかしなさいよ!」
コジロウ「おう!マタドガス!体当たりだ!」
マタドガス「マータドガース!」
ミズカ「イーブイ!こっちは電光石火よ!!」
イーブイ「ブイ!」
イーブイとマタドガスはぶつかり合う。二匹とも、反動で吹っ飛ばされた。
ミズカ「イーブイ!」
コジロウ「マタドガス!」
イーブイはまだ動けるみたいだった。マタドガスは動けないでいる。
ミズカ「イーブイ、大丈夫?」
イーブイ「ブイ!」
ミズカ「よし!イーブイ、スピードスター!」
イーブイ「ブイブイ!!」
スピードスターはマタドガスに当たった。
マタドガス「マ・・・タドガ・・・ス・・・。」
そしてマタドガスは倒れた。
コジロウ「あぁ、マタドガス!!」
ミズカ「さあて・・・、イーブイ!フルパワーでスピードスター!!!」
イーブイ「ブーイ!ブイ!!!」
ムサシ「これって・・・」
ニャース「ニャっぱし?」
ムサコジニャ「やな感じ〜!!」
とロケット団はポケモンセンターの屋根を突っ切って星になっていったのだった。
そう、ミズカとイーブイは無事ポケモン達を救えたのである。
続く
- 13 :美羽 :2007/02/14(Wed) 12:42:53 ID:8wtOhhs.
- こんにちは!十三章です!!
十三章 運任せ!?
ミズカ「イーブイ!よくやったわ!!ありがとう!!」
ミズカはイーブイを抱きしめた。
イーブイ「ブイ!」
イーブイもそう返事をした。その後ろから拍手が起こる。ミズカはビックリして振り向くと
他のトレーナー達が笑顔で拍手していた。
ミズカはそれを見て少し顔を赤らめる。
ジョーイ「ありがとう!あなたとイーブイのおかげよ!」
ジョーイさんが話しかけてきた。
ミズカ「いえ・・・、ただ必死だったんで・・・。」
ミズカは照れながら言った。
ジョーイ「そうだ!お礼にすごいごちそうを用意するわ!食堂に来てね!」
そう言ってジョーイさんは行ってしまった。
ミズカ達は言われたとおり食堂に行く。
ミズカ「なんか、指示出しただけなのに疲れた・・・。」
ミズカはダラーんと席に座る。
カスミ「二匹相手に、バトルしたから頭をかなりつかったんじゃない?」
カスミはそんなミズカにそう言う。ミズカはそれを聞いて苦笑した。
ミズカ「でも・・・、かなり運任せだったのよ・・・、あれは・・・。」
実際、ミズカはあんな上手くいくとは思ってなかった。
カスミ「運任せだったの?」
ミズカ「うん・・・、あんなうまくいくと思わなかった。」
また、ミズカは苦笑した。
カスミ「それじゃ、どっかの誰かさんと一緒ね!」
サトシ「悪かったな、運任せで!」
サトシは不機嫌そうに言った。
カスミ「別に悪いとはいってないわよ。」
カスミは軽く突っ込んだ。そんな変なタイミングで料理がきた。
料理はジョーイさんがすごいごちそうと言ってただけあって、ステーキだった。
ミズカ「すごーい!!ステーキ!!」
ミズカの目は輝く、そしてみんなの目も輝いていた。
ミズカ達「いっただっきまーす!!」
そう言ってミズカ達は食べ始める。
ミズカ「おいしい!」
カスミ「ホントね!」
サトシ「うま過ぎ!!」
タケシ「ああ!」
とミズカ達は満足そうに食べ終わった。
ミズカ達「ごちそうさま!」
そう言って部屋に戻ったのだった。
続く
- 14 :美羽 :2007/02/14(Wed) 21:01:29 ID:UzHm38jU
- 十四章 元の世界へ・・・
部屋に戻ったミズカ達、ミズカはリュックから手鏡を出した。
ミズカ「どうやったら・・・。」
ミズカはため息をつく。
カスミ「変なこと、言っていい?」
カスミが言ってきた。
ミズカ「え??」
カスミ「それって、鏡よね?」
ミズカ「うん・・・。」
カスミ「ほら、おとぎ話にあったじゃない!白雪姫だっけ?あれって魔法の鏡で
聞くとなんでも答えてくれるのよ。」
ミズカ「それがどうかしたの?」
ミズカはカスミが何を言っているのかわからなかった。
カスミ「その魔法の鏡みたいに、元の世界に戻して!って言ったら戻れるんじゃ
ない?」
ミズカ「そんなのないでしょ・・・。」
サトシ「そうだぜ、カスミそんなわけないだろ!」
黙ってたサトシも首を突っ込む。
カスミ「そんなのわからないじゃない!」
カスミは本気でいっているのがミズカにはわかった。
ミズカ「わかったわよ・・・、やってみる・・・。」
ミズカはため息混じりに言った。
ミズカ「鏡!あたしを元の世界に帰らして!!」
そうミズカが言うと、なんと鏡の部分が光りだした。
ミズカ「(もしかして・・・、本当に・・・。)」
ミズカは手鏡の裏にあるボタンを押した。すると、正面からドアが出てきた。
サトシ「マジかよ・・・。」
タケシ「どうやら、カスミの言ったとおりだったみたいだな。」
サトシに続きタケシも言った。カスミはほらね!っという顔をしている。
ミズカ「みんな!ありがとね!」
ミズカはお辞儀する。
ミズカ「でも・・・。」
サトシ「どうしたんだ?」
サトシが聞く。
ミズカ「でも・・・、イーブイどうしよう・・・。」
ミズカはそれが心配だった。
タケシ「大丈夫さ、イーブイの事はオーキド博士に聞いとくから。」
タケシはミズカを安心させるように言った。
ミズカ「ありがとう!それじゃ・・・!」
ミズカはゆっくりとドアを開ける。
カスミ「また来てよね!」
サトシ「待ってるからな!」
ミズカはそれを聞くと、ドアの向こうへ入っていった。
ミズカ「う・・・ん?」
気がつくとそこは布団の上だった。ふと、時計を見るとまだ夜の12時である。
ミズカ「夢・・・?」
ミズカは夢だと思ったが違った。
ミズカ「これは・・・、手鏡・・・!」
ミズカは手鏡を握り締めていた。自然と笑みがこぼれる。
ミズカ「夢じゃなかったんだ!あたしはポケモンの世界に行ってたんだ!」
そう言って、眠りについた。
続く
- 15 :美羽 :2007/02/15(Thu) 14:29:46 ID:VesqmLHg
- こんにちは!小説の書き方を変えました!!
十五章 ミズカ再び、ポケモンの世界へ!!
夜の10時・・・、
「これって・・・、また、ポケモンの世界に行かして!って言ったら、行けるのかな?」
あの夢のような出来事から、一週間。ミズカは再び、あの世界へ行こうとしていた。
「お姉ちゃん、何やってるの?」
ミズカの弟が話しかけてきた。ミズカはビックリして、持っていた手鏡を隠す。
「寝たんじゃなかったの?」
弟は幼稚園児、ミズカはもうとっくに寝ているもんだと思った。
「ううん、まだ寝てない。」
ミズカの弟は言った。ミズカの家は、みんな同じ部屋で寝ていた。
それと言うのも、理由がある。
ミズカの家は、家計が大変だった。
母は、家庭を助けるため夜に働き、父は仕事が遅いのである。
ようするに、今はミズカと弟二人きり・・・。
「そう・・・。」
「何してたの?」
弟はもう一度聞いてきた。
「ポケモンの世界に行こうと思って・・・ね?」
ミズカは素直に話した。しかし、
「嘘でしょ!そんなことあるわけないじゃん!」
と、弟は信じなかった。
「(あたし達、兄弟はホント現実的ね・・・。)」
ミズカはそう思った。幼稚園児なら普通は信じる。サンタクロースだって、幼稚園児
なら、本当にいるとみんな信じている。
しかし、ミズカもその弟も、もう幼稚園のときからサンタクロースはいないと知って
いるし、
「大きくなったら、ヒーローになりたいです!」
と、他の子が言ったら、心の中では、
「(そんなのいるわけないじゃん。)」
と思うほどである。
ミズカの弟はもういいよ!という顔をして寝始めた。
「(本当なのに・・・。)」
ミズカはそう思いながら、布団にねっころがった。
しばらくして、弟の寝息が聞こえ始めた。ミズカはチャンスと思い小さな声で、
「あたしを、ポケモンの世界のサトシ達の所に連れてって!」
と言った。すると、この間と同じように手鏡が光だし、ミズカはボタンを押した。
思ったとおり、ドアが出てきた。
「いってきます。」
ミズカは小声でそう言い、ドアを開け中へ進んで行った。
続く
- 16 :美羽 :2007/02/16(Fri) 13:39:11 ID://iBiJa6
- 十六章 傷ついたチコリータ
気がつくと、森の中だった。
「やっぱり、本当だったのね!」
ミズカは確認するように言った。服を見ると、パジャマではなくこの間の服だった。
そして、リュックを背負っていた。
「あれ?リュック?」
ミズカはリュックの中を覗いた。また、オーキド博士からの手紙が入っている。ミズカは
その場で読んでみた。
『ミズカへ
お前さんが、また来ると思って、リュックの中に入れといたんじゃ!
まだ、説明してないことばかりじゃからな。まずは、この世界とあっちの世界の時間に
ついてじゃ。基本的には、バラバラじゃ!お前さんが、一週間おいて、こっちの世界
に来たとすると、こっちの世界では、一日しか経っておらんかもしれんし、
三日しか経っておらん場合もある。しかし、ミズカの世界で一週間経って来ても、
こっちの世界では、一週間以上経ってることはないんじゃ。
ようするに、一週間経ってこっちの世界に来れば、最低、一日しか経っておらんし、
最高で六日しか経っておらんのじゃ。まあ、深く考えとると切がないのでな、
話を変えるぞ。
リュックの事なんじゃが、実はこのリュックはお前さんがこの世界に来ると、
自動的にお前さんのもとへ来るようになっておる。モンスターボールもそうじゃ!
お前さんがもとの世界に帰ると、そのリュックは自動的に、このオーキド研究所に
来るから、心配はいらんぞ!今回は、リュックにモンスターボールを入れて
おいたから、野生のポケモンを捕まえる時に使うんじゃぞ!
だいぶ、長くなってしまったの、続きはまた今度じゃ!では、頑張るんじゃぞ!
オーキドより』
「なるほど、そういう事ね!」
ミズカはリュックに手紙をしまった。
「サトシ達に会う前に、ポケモン捕まえに行こう!」
ミズカはそう言って、森の中を進んでいく。しかし、やっぱりそうは上手くいかなかった。
ポッポを逃がし、イトマルを逃がし・・・、とにかく、何匹もポケモンを逃がしてしまった。
「はあ・・・、イーブイも疲れて来たみたいだし、あきらめてサトシ達のに会いに行こう・・・。」
ミズカはそう言ってサトシ達を探し始めた。その途中、
<<ガサッ!>>
と、何かが倒れたみたいに、近くの草が揺れた。
「(なんだろう・・・?)」
ミズカは一歩一歩、そこへ近づいていく。倒れていたのは、チコリータだった。
そのチコリータは傷だらけで、気を失っていた。
「(助けなきゃ!)」
ミズカは、チコリータを抱き、走ってサトシ達を探し始めた。
続く
- 17 :ひなた :2007/02/16(Fri) 18:41:49 ID:kcGapJ6I
- 初めましてvひなたですv
小説読ませてもらいました!!!!
とてもてヵ、かなり上手いです!!!!!
私の小説の倍以上上手いですぉ⌒★
今後どうなるかとても楽しみです♪)))
- 18 :美羽 :2007/02/16(Fri) 20:04:24 ID://iBiJa6
- こんにちは!ひなたさん書き込み有り難うございます!
なんかそう言ってもらえて、すごく嬉しいです!!
十七章 心配
ミズカは必死で、サトシ達を探す。
「(たしか、タケシなら傷薬を持ってるはず!)」
そう思いながら、走っていた。しばらく走っていると
「ミズカ?」
と声がした。振り向くと、探していたサトシ達がいる。
「よかった・・・。」
そう言ったミズカの顔に笑顔はなく、サトシ達は再会を喜んでる場合ではないことが
わかった。
「どうしたんだ?」
サトシが聞く。
「チコリータが気を失っていたの。」
ミズカは説明した。カスミはそれを聞いて、
「誰かのポケモンかしら?」
と言って、チコリータを見た。
「さあ・・・。でも、こんなに傷ついてるのに・・・、ほっとくトレーナーはいないと思う・・・。」
と、ミズカは答える。
「地図を見ても、ポケモンセンターまでは、明日にならないと着かないな。とにかく、
応急手当だな。」
タケシはそう言って、傷薬を出した。ミズカは、
「お願い!」
と言って、タケシにチコリータを渡した。タケシは頷き、チコリータを手当てし始めた。
手当てが終わり、ミズカはずっと、チコリータのそばにいた。
「(大丈夫かな・・・、チコリータ・・・。)」
ミズカは心配でたまらなかった。
こんな傷ついたポケモンを前に、心配しない人はいないというまで、傷ついている。
しばらくして、サトシとカスミが来た。タケシは昼食を作っている。
「ひどい傷ね・・・。」
カスミが言った。
「うん・・・。」
「ミズカ、そろそろ昼食だぜ?」
「うん・・・。」
「ミズカ・・・?」
「うん・・・。」
ミズカは「うん・・・。」としか答えない、サトシとカスミは顔を見合わせて困った表情をする。自分達もトレーナーなのだから二人ともミズカがチコリータがどれだけ
心配かわかる。
「ねぇ・・・。」
ミズカはやっと違う言葉を言った。
「何?」
「どうしたのよ。」
「どうやったら、こんなに傷つくのかな・・・?」
その言葉に、二人とも考え始めた。たしかにそうだ、いくらなんでも傷つき過ぎだった。
サトシが、旅をはじめた頃、オニスズメに襲われたが、ピカチュウはここまで傷ついてなかった。ポケモンに攻撃されたにしても、ここまで攻撃はしないだろう・・・。
「人間・・・?」
三人は同時に言った。そう、こんなにまで傷つけるのは、痛みを知らない人間である、
ミズカはチコリータの額をなでた。
もし、人間がやったのなら、すごく悔しい。このポケモンは、きっと人間はこういう生き物だと思ったのだから。
「(でも誰が・・・?もし人間がやったとして、一体誰がやったんだろう?)」
ミズカ達はまた考え始めた。
「やめようぜ!」
しばらくして、サトシが言った。
「こんなこと考えてたら切りがないぜ?」
サトシの言ったとおり、考えてても切りがないことだ。
「そうね、昼食できたみたいだし、気分転換にご飯食べましょうよ!!」
カスミは、気を取り直すように言った。ミズカは、
「うん・・・、わかった。」
と、言う。しかし、そんな気分ではなかったのであった。
続く
- 19 :美羽 :2007/02/16(Fri) 20:07:54 ID://iBiJa6
- 続いて十八章です!!
十八章 気がついた、チコリータ
「ごちそうさま・・・。」
ミズカはまったく、ご飯に手をつけずに言った。
「ミズカ・・・、全然、食べてないじゃない。」
カスミは心配そうにミズカを見た。
「お腹空いてないから・・・。」
ミズカはそう言って、チコリータの所へ行ってしまった。ミズカはイーブイを出す。
「ねぇ、イーブイ・・・。」
「ブイ?」
「チコリータ大丈夫かな・・・。」
「ブイ!!」
イーブイは大きく頷いた。ミズカはそんなイーブイの頭を優しくなでた。
イーブイは気持ちよさそうにしている。
そのままミズカは、ずっと、チコリータを見ていた。それは夜まで続く。イーブイも
それにつきあっていた。
「ミズカ、ご飯よ?」
カスミは声をかけた。
「いらない。」
「食べないと体もたないわよ!」
「うん・・・。」
「イーブイも心配してるわよ?」
そうカスミに言われ、ミズカはイーブイを見た。イーブイは本当に心配そうな顔をしている。
ミズカは、やっとその場を立つ。
「そうね、食べなきゃね!」
と言ってミズカはサトシ達のところへ行った。カスミもイーブイもその後をついていく。
ミズカは昼食を食べてないだけあって、サトシより早く食べ終わった。
「ミズカ・・・、はや・・・!」
さすがのサトシもビックリしている。
「なーんだ、結局お腹空いてたんじゃない!」
カスミはホッとした表情を浮かべる。
「おかわりなら、まだあるぞ!」
「じゃ!おかわり!!」
ミズカはタケシに皿を渡した。おかわりしたご飯もミズカはあっという間に食べた。
三人ともそんなミズカにビックリしている。
「ごちそうさま!」
ミズカはそう言って、チコリータの所へとんでいった。
その後、ずっとミズカはチコリータのそばにいた。イーブイもその隣にいた。
次の日・・・、ミズカが起きるとチコリータは起きていた。ミズカの隣にイーブイは寝ている。チコリータの傷はだいぶ治っていた。
「チコリータ!大丈夫?あなたすごい傷だらけだったのよ?」
ミズカはチコリータに触ろうとする。しかし、
<<バシ!!>>
チコリータはつるのむちでミズカの手を叩いた。
「いった〜。」
「どうしたの?」
カスミが起きてきた。
「それが・・・。」
と、ミズカが言いかけたとたん、チコリータは走ってどこかへ行ってしまった。
「カスミ、イーブイをよろしく!!」
そう言ってミズカはチコリータを追いかけて行ってしまった。
続く
- 20 :美羽 :2007/02/17(Sat) 09:06:18 ID:OSNWBKc6
- おはようございます!!十九章です!!
十九章 チコリータのトレーナー?
「ねぇ、チコリータ・・・、お願いだから傷が完璧に治るまで、あたしに見守らせて!」
チコリータを見つけたミズカは、チコリータの二メートル後ろを歩いていた。
チコリータは無視してスタスタ歩いていく。しばらく歩いてると、、川沿いに出た。
「流れが激しいわね・・・、この川・・・。」
ミズカは川を見ていった。顔は引きつっている。一度落ちたら、自力で助かるのはまず無理だろう。
そんなミズカをチコリータはチラッと見て、また進んでいく。
そこへ、一人の男の人がいた。歳はタケシと同じぐらいだ。
「よう!チコリータ、お前こんな奴に拾われたのか。」
その男はチコリータに話しかけた。チコリータの体は震えている。
「あんた、この子のトレーナーなんでしょ!!」
ミズカはすぐに、チコリータのトレーナーだと気づいた。
「そうだ。正確に言えばそうだったかな。」
「まさか・・・、この子を逃がしたの?」
「逃がしたとは、またいい言葉だな。俺は捨てたって感じだけど?」
男は反省の「は」の字もない。
「じゃあ、やっぱり・・・、あんたがチコリータに暴力振ったのね!」
「暴力・・・?あれは暴力じゃねぇ、鍛えてやったんだよ!」
「(こいつ最低・・・)」
ミズカは男を睨み付ける。
「なんだ?なんか文句でもあんのか?」
「ポケモンをあんなにまで傷つけていいと思ってんの!鍛えるにしても、もっといい方法あるでしょ!!」
「正直に言ってやるよ!こいつはタダのストレス解消のために捕まえたのさ!」
「ストレス・・・解消・・・?」
ミズカはその言葉が信じられなかった。ミズカは男に近づき、
<<バシ!>>
と、思いっきりビンタした。チコリータはそのミズカの姿にビックリする。
「いって〜。てめ〜!何するんだよ!!」
「当たり前でしょ!!チコリータはこの何十倍も、痛くて苦しかったのよ!」
「知らないね、そんなのは。行け、オニスズメ!」
男はオニスズメを出した。
「オニスズメ!この女に向かって、電光石火だ!!」
「オニ!!」
「きゃ!!」
ミズカはギリギリのところで避けた。しかし、
「チッコー!!」
チコリータは吹っ飛ばされ、激しい川に流されてしまった。
「あんた、最低!!」
ミズカはそう言い残し、チコリータを助けるべく激しい川を飛び込んでいった。
続く
- 21 :美羽 :2007/02/17(Sat) 09:32:01 ID:OSNWBKc6
- 二十章 助けたい!
「ブイ・・・?」
イーブイが起きた。
「イーブイ、起きたみたいね。」
ミズカにイーブイを頼まれたカスミはまだ寝ているトゲピーを抱いて、イーブイの近くにいた。
「ブイブ?」
イーブイはミズカを探す。しかし、ミズカはいなかった。
「ミズカなら、チコリータを追いかけて言ったわよ。そのうち・・・」
と、カスミが言いかけたとたん、
「オニスズメ!この女に向かって、電光石火だ!!」
と、どこからか声がした。
「きゃ!!」
女の子が襲われてるらしい。カスミはすぐに誰の声かわかった。
「イーブイ!今のミズカの声よね!!」
「ブイ!!」
カスミとイーブイは声のする方へ走った。すると、川沿いに出て、チコリータを抱いたミズカが激しい川に流されている。
「ミズカ!!」
「ブイ!!」
カスミとイーブイはあっという間に、ミズカとチコリータを見失ってしまった。
一方、流されてるミズカとチコリータは、
「大丈夫よ!チコリータ!あたしが絶対に守るから!」
ミズカはチコリータにそう言った。チコリータはミズカにしがみついている。
「あ!」
ミズカはその先に滝があるのに気がついた。
「(まずい・・・、これじゃ、またチコリータ大ケガしちゃう・・・。)」
ミズカはそう思い、片手でなんとか、からのモンスターボールを出した。
「チコリータ・・・、このモンスターボールに入って!」
「チコ・・・。」
チコリータは嫌がる。
「お願い!別に仲間になってとは言ってないの!このままじゃ、また、大ケガしちゃうから!」
そんなミズカの言葉に、チコリータは違う方法で答えた。
もう力は残ってないはずなのだが、つるのむちを近くの木に巻きつけ、ミズカごと持ち上げた。そして、ミズカとチコリータは助かった。
「ありがとう、チコリータ。」
ミズカはチコリータの頭をなでた。チコリータはチラッと笑顔を見せて、気を失ってしまった。
そこへ、カスミ達が来た。
「ミズカ、大丈夫?」
「うん・・・、チコリータが助けてくれたからね!さ、戻ろ?チコリータ、気を失っちゃったし・・・。」
ミズカはチコリータを抱いて立った。そして、よろけながら進んでいく。
「あんた、ホントに大丈夫なの?」
「うん!とにかく、この子を早く助けなきゃね!」
ミズカはとにかく助けたかった。体の傷も、心の傷も・・・。
ミズカが今できることは、サトシ達の所へ戻って、事情を話し、一刻も早くポケモンセンターに着けるようにすることだった。
戻ると、サトシ達はもう起きていた。二人ともミズカがビショビショに濡れていてビックリする。
「どうしたんだよ。」
サトシが聞いた。ミズカはタケシからタオルをもらって、全部話した。
「それでミズカも、チコリータもビショビショだったのか。」
「うん・・・。」
「そしたら、今日は朝食を食べてすぐにポケモンセンターに向かおう。」
タケシが言った。ミズカ達は頷く。そして、朝食を食べたミズカ達は、
ポケモンセンターに向かって歩き始めたのだった。
続く
- 22 :美羽 :2007/02/17(Sat) 14:11:18 ID:OSNWBKc6
- 二十一章 ミズカの気持ち
ミズカ達は、昼にポケモンセンターに着いた。
「ジョーイさん!この子をお願いします!!」
ポケモンセンターの中に入るなり、ミズカはジョーイさんの所に行った。
「ダメじゃない!こんなに、ポケモンを傷つけちゃ!」
もちろんジョーイさんは、チコリータがミズカのポケモンだと思う。
「違うんです!チコリータはこの子のポケモンじゃないんです!」
カスミは言った。
「どういうこと?って、そんな場合じゃないわね!すぐに治療室で手当てします!
事情はその後に聞くわ!」
そう言ってジョーイさんはミズカからチコリータを預かり、ラッキーと一緒に治療室へ入っていった。
ミズカは治療室の前で待つ。
「(なんで・・・、チコリータはこんなに傷つかなきゃ、ならなかったんだろう・・・。
ストレス解消のため・・・?そんなの酷過ぎるよ・・・。
人間を嫌いだったから、チコリータはあたしをつるのむちで叩いたんだよね・・・。
だったら、あの時、チコリータを追いかけなかったら、チコリータは川に落ちないですんだかも・・・、
チコリータが川に落ちたのはあたしのせい・・・。きっとチコリータは余計人間が嫌いになったよね・・・。)」
ミズカは、いつの間にか自分を責めていた。
「ミズカ。」
カスミが話しかけてきた。
「カスミ・・・。」
「ミズカは何も悪くないわ。」
カスミはミズカの心を悟ったのか、そう言ってきた。
「でも・・・。」
「だって、あなたはチコリータを必死で助けようとしたじゃない!ミズカがチコリータに気づいてなかったら、チコリータはもっと大変だったと思うわ!」
「そうだけど・・・。」
「ミズカの気持ちは十分チコリータに届いたわよ!」
「そう・・・?」
「うん!だって、チコリータは川から助けてくれたんでしょ?」
「うん。」
「大丈夫よ!あんな人間の事なんか起きたら忘れてるわよ!あれは悪い夢だったってね!」
ミズカはどんどん元気になっていく、
「ありがと・・・。」
ミズカはカスミに元気付けられた。
そのとき、治療室のドアが開いた。中からジョーイさんが出てくる。
「ジョーイさん!チコリータは?」
「大丈夫よ!明日には、元気な姿になってるわ!」
ミズカとカスミは笑顔になる。
「ありがとうございます!」
「それで・・・、事情を聞かしてくれないかしら?」
「はい。」
そういって、ミズカは全部話す。
「そう・・・、そんな事があったの・・・。」
「はい・・・。」
「あなたはチコリータをゲットするつもりなの?」
「いえ・・・、野生に返してあげようと思ってるんです。」
「どうして?」
「あの子のためにもそれが一番いいと思うんです。」
「そう・・・。」
「それじゃ、部屋に戻ります。」
ミズカはそう言って部屋に戻っていった。
「ミズカはそれでいいの?」
さっきからずっと黙っていたカスミが口を開いた。
「え?」
「ゲットしたいんでしょ?」
「まあね・・・。」
ミズカは苦笑する。
「いいの?」
「さっき聞いてたでしょ、チコリータのためにもそれが一番いいのよ。」
「なんで、そう思うの?」
「自由にしてあげたいの。」
「自由?」
「だって、あんな目にあったんだもん、チコリータには好きなようにして欲しいの。」
ミズカのその言葉にカスミは何もいえなかった。
続く
- 23 :美羽 :2007/02/17(Sat) 14:43:32 ID:OSNWBKc6
- 二十二章 チコリータを返せ!
その日の夕方、チコリータは気がついた。
「チコ・・・。」
「気がついた?」
ミズカは、カスミと話した後、部屋を出てチコリータの所へ来ていた。
チコリータはミズカの顔を見るなり、ミズカの胸に飛び込んだ。
ミズカはビックリする。
「チコリータ・・・。」
「チコチコ!」
ミズカは自然と笑みがこぼれた。
「チコリータ、今度は安静にしててね!」
「チッコ!」
「よかった。」
次の日・・・、ジョーイさんの言ったとおり、チコリータはかなり元気になっていた。
その姿を見て、ミズカはイーブイとチコリータを連れて遊ぶことにした。
「十二時には帰ってきてね!」
ジョーイさんが言った。やはり、昨日あんな状態だったこともあって、ジョーイさんは
門限を出した。
「はい!」
ミズカはジョーイさんから腕時計を借りて、
「いってきます!」
と言って出て行った。
しばらく、三人(一人と二匹)の楽しい時間は続いた。しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、
ミズカが気づいて、腕時計を見るともう十二時十分前だった。
「ここから、普通に歩いて行けば、間に合うわね!」
そう言って、ミズカは、
「イーブイ!チコリータ!戻るわよ!」
と二匹を呼んで、来た道を戻っていく。
「(もうすぐ、チコリータとお別れね・・・)」
ミズカはそう思いながら歩く。しかし、そう思ってる場合じゃなくなった。
あのチコリータを捨てた男が出てきたのだ。
「昨日はどうも!」
「何?あんたはもう関係ないでしょ!」
ミズカは男を睨み付ける。
「こいつを返して欲しくてな。」
「なんですって!」
チコリータはそれを聞いて、ミズカの影に隠れた。すごく震えている。
「ほう・・・、かなり仲良くなったみたいだな。」
「だから、何よ!言っとくけど、あんたにこの子を渡す気はないわよ!」
「なら力づくで、返してもらうぞ。」
「イーブイ!頼んだわよ!」
「ブイ!」
「行けー!オニドリル!!」
「ドリ!!」
「オニドリル・・・!?」
ミズカはビックリする。
「昨日、進化したんだよ!こいつも暴れたくてしょうがないみたいだ。」
「ドリー!!」
こうして、バトルは始まった・・・。
続く
- 24 :美羽 :2007/02/17(Sat) 19:42:28 ID:OSNWBKc6
- 二十三章 無鉄砲・・・
「ねぇ、ミズカ・・・遅くない?」
ここはポケモンセンター・・・、サトシ達はミズカと、イーブイ、チコリータの帰りを待っていた。
「たしかに遅いな。」
タケシが言った。時計を見ると、もう一時になっている。
「ミズカのやつ、時間を忘れてるんじゃないか?」
サトシが言った。
「いくらなんでも、一時間は遅れないでしょ!」
カスミが突っ込む。
「どっちにしても、ミズカを見つけに行ったほうがいいだろう。」
「うん!」
サトシ達は、ミズカを探しに行くことにした。
一方、バトルしているミズカ達は・・・、
「ブ・・・イ・・・。」
イーブイがついに倒れてしまった。当たり前だろう、一時間も戦っていたのだから・・・。
「イーブイ、ありがとう・・・。戻って!」
ミズカはイーブイをボールに戻した。ミズカの手持ちはもういない。
「もう終わりか。オニドリル、この女に向かって攻撃だ!」
「(まずい・・・!)」
オニドリルはミズカに近づいてくる。ミズカは昨日のチコリータが川に落ちたときのことを思い出した。
「(このままじゃ、チコリータはまた、攻撃に巻き込まれちゃうかもしれない・・・。
オニドリルだから、きっと攻撃は避けられないわ・・・、だったら、チコリータに攻撃があたらないようにしないと・・・)」
ミズカはそう思い、チコリータを抱き上げ頭を伏せてしゃがみ込んだ。
オニドリルは何度も何度もミズカを攻撃してくる。
それでも、ミズカは絶対にチコリータを離さなかった。ミズカの意識は次第に薄れていく。
「(もう・・・、ダメ・・・。)」
オニドリルは最後の一撃を繰り出そうとしてきた。ミズカは目をギュッとつぶった。
そのとき、
「ピカチュウ!十万ボルト!」
と、どこからか声がした。そう、サトシ達である。
「ピーカヂューウ!!」
オニドリルにピカチュウの十万ボルトが炸裂する。そして、オニドリルはミズカの目の前に倒れた。
「ミズカ!大丈夫?」
カスミはミズカの所に駆け寄る。
「なんとかね・・・。」
ミズカはニコッと笑ったが、安心したのか、その場で気を失ってしまった。
「チッコ・・・。」
チコリータは心配した目でミズカを見た。
「大丈夫、気を失ってるだけだ!」
タケシはチコリータに言う。
「(ミズカって・・・、無鉄砲なのね・・・。)」
カスミはそう思いながら、ミズカを見たのだった。
続く
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Colorful Board System Version1.01 by ミライいろ。