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殺戮者の旅
- 31 :楓写 :2005/01/06(Thu) 16:51:23 ID:B5rvbpMo
- 第十七節 修行の巻 U
雄之介達の視界には広大なジャングルがあった。
しかも、ポケモンも住んでいるという超野性的空間である。
「綾ちゃんを降ろしてあげなよ牡草隊長、本当に僕が訴えちゃうわよ。」「はいはいすみません」
全く気が抜けない奴だ、と思い直す雄之介である。
「じゃあ牡草君達は、あの凶暴な野生ポケモン達と戦いながら生活して下さい。」
勲慈はそう言うが、周囲にいるモノは弱々しいモノばかりであった。
「生きて帰ってきた時、貴方達は絶対強くなっていますよ。ではバ〜イバ〜イ♪」
勲慈は手っ取り早く話を進め梯子を地上に運び地下へと繋がる穴も塞ぐと、そのまま何処かへ行ったのだ。
「……安心して寝られるように野生のポケモン倒しておくか。」
雄之介はさっそく行動に出た。「ちょ・・雄君待ってよぉ〜」「雄之介隊長ーっ。」
ジャングルの中へ入ると、本物のようにリアルで正直かなり驚いた。
「マンキー三体……よし、一発で決める!」 最初はこんなノリであったのだが、今後悲劇を向かえる事に………!!
「火龍、翼で打て!」効果抜群の飛行系技。余裕勝ちだろう・・・
ボフッ
体にもの凄い打撃攻撃を当てたかのように見えた。リザードンの翼で打つのヒットだ……
誰もがそう思っていたが、予想外である。
その破壊力からなる素早さから大きな風が起こり、まさに一瞬の出来事だった。
――――――――――リザードンが横たわっている。
しかも腹には大きな内出血が………ッ!!!紫色の内部での出血がじわじわと体中に伝わるのが分かった。
「火龍がやられた・・・?!!」目を疑う。度々見るがやはり現実らしい。
モンスターボールにリザードンを戻すとよく頑張った、と雄之介は呟きながら次のポケモンを出した。
『この強さ異常だ……ッ!本当に野生なのか?!』心の中で緊張が走る。
マンキーと雄之介の睨み合いが続き、戦略を一人練っている。そんな時、ふと思った。
『此奴ら…攻撃を仕掛けないと来ないのか? だとすると……』ニヤつき雄之介は二つのボールを手に取る。
「ゼニ、ブイ、出てこい!ブイは電光石火でマンキー達から逃げろ!」
ブイはもの凄いスピードでマンキー達の間を駆け抜ける。流石の彼らも追う事は出来なかった。
とその瞬間にマンキーは背後を見せる!「やっぱ人間には勝てないんだな。」
「ゼニ、必殺冷凍ビーム!」後ろも向くマンキーもこれには適わなかった。「ふぅ……。」
「雄之介隊長、お見事ですわホンマに。ええモン見せてもらいましたよ。」「雄君さっすがぁ〜!」
「ま…まあね。 おおおい、またお前はそうやって抱きつくー……」
少し一歩進んだ三人。でもこのまま良い方向に行くのだろうか………?
第十七節 「修行の巻 U」 終
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