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跳梁跋扈改訂版 そしてそれは永遠に―――
- 47 :司馬の八達@賽は投げられた ◆xRFZlXSIBA :2005/01/04(Tue) 20:56:01 ID:Q68jAUcY
- 【第五章・マグマ団】
第四十一話:松谷啓治、ホウエンへ出撃
「ほう、そろそろ出撃か」
「はっ。ホウエンに送った部隊のうちの一部隊が壊滅したという報せを受けましたため、早く出撃してきたいと思いますが……」
ここは、マグマ団の本部の中でも広い部屋らしい。
恐らくは先ほどの老人の総帥の部屋だと思われる。 しかし、なかなか暗く、何処かのラボの様にも思える。
「なに、お前ならばホウエンの事態も解決できるはずだ。こっちは任せなさい」
「いや、しかし、総帥に何かあったら危険じゃないですか?」
「大丈夫だ、こちらにはまだ敬介と信までいるぞ」
「まぁ……そういうのならば行って来ますよ。浩市は借りていきますがね」
「頼むぞ、松谷啓治」
松谷は、エレベーターに乗り込んだ。 降りる階を指定して、扉を閉めた。
と、地下六階になって、エレベーターの無機質な機械音を聞いて、扉が開いたことを確認すると降りた。
「あいつは……まだか」
松谷は呟いた。 しかし、息を切らせている声を聞くと、そのほうへ向いた。
「おう、よく来た、浩市」
松谷が向いたほうには、息を切らせた浩市が居た。
それに向かって、松谷は言った。
「ハァ……敬介の家から来たもので、結構疲れた……」
「疲れているところ申し訳ないが、出撃するぞ」
松谷はそう言うと浩市を促し、一際多くの光を放っている小さな部屋へ入っていった。
勿論、浩市も一緒に入っていった。
「休んでいる暇は無い。三秒でつくぞ」
松谷はそれだけ言うと、スイッチのようなものを押した。
三秒で分かるかも謎だが、とりあえず体が揺られたような感覚は無かった。
すると、その部屋の扉が開き、変な部屋へ出てきた。
浩市にとっては、この状況が、とてもおかしかったので、とりあえず周りを何度も見回す。
「ははは、そういえば、浩市は初めてだったな。ここはな、ホウエンの本部だ」
「…………えっ?今なんと」
「だから、ここはホウエンだ」
やっと状況が飲み込めたのか知らないが、浩市は大きく二回頷いた。
そこで、エレベーターに乗って、上まで上がっていった。
「松谷殿、よく来られました」
マグマ団員らしき人が、松谷と浩市に気づき、挨拶した。
すると、それが波のように本部の中に伝わり、20人くらいの人間が集まってきた。
「ところで、そちらはどなたですか?」
と、気づいた一人が松屋に訊いた。
「こいつはな、カントーの本部に居る、マグマ団幹部、柴田浩市だ。一応、俺の援軍ということになるな」
「そうですか、浩市殿、我らに落ちからぞえ願います」
最初に二人に挨拶してきた青年の団員が、代表して浩市にも言った。
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