何時か何処かで

1 :デュルー2004/07/04(Sun) 09:09:45 ID:k6nZvifE
とりあえず前書きは無いんじゃない?

2 :デュルー2004/07/04(Sun) 09:10:41 ID:k6nZvifE
何時か何処かで (0-1)

「昔々…。今から600年ぐらい前の話です。ある所にカントーという地方がありました。
当時のカントーはジョウト地方との交流が全く無く、全く別の国、ということで扱われていました。
ジョウトとカントー、そしてホウエン―――。
三つの地方が外交をかわす切欠となったのはナンキュー地方でした―――」

一人の孫、ショウヘイにこんな昔話をしていた。
ただ、祖母にとって一番苦い思い出は…。ナンキュー地方の話だった。

祖母のランはナンキュー地方で生まれ、育った。
ここは…。カントー。嫁ぐ、という形でカントーへとやってきたのだ。

3 :デュルー2004/07/04(Sun) 09:11:45 ID:k6nZvifE
何時か何処かで (1-1)

「母さんっ!ナンキュー軍がカントー軍に攻め込んだんだって!」
当時のナンキュー地方は今のカントーの数倍はあり、全世界の権力を握っている、といっても過言ではなかった。
更に、カントー・ホウエン・ジョウト侵略まで目論んでいたのである。
三つの地方が重なれば、ナンキューよりも実際は若干上の力になる。
…。三つの国はお互い同盟を結んでいないし、これは圧倒的ナンキュー有利の戦い、であった。

4 :デュルー2004/07/04(Sun) 09:19:01 ID:k6nZvifE
何時か何処かで (2-1)

ナンキュー地方カントー侵略。この記事は直ぐにジョウトにも伝わった。
勿論、ナンキュー側の目論みも直ぐにわかった。そう、最後にはカントー、ホウエン、ジョウトの三カ国を侵略する気だ―――、と。
「父ちゃん!ナンキューがカントーに侵略したんだよ!」
大きな声をだして騒ぐクウトに、父は煙草を吹かしながら新聞を見ていた。
「…。ジョウトへと来るのも時間の問題だな…」

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